アメリカってちょっと可哀想な国だよなぁ、と時々思う件

 

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日本はどうか

例えば日本にいる外国人の多くは、「日本が好き」だから来てると思う。

もちろん出稼ぎ労働者や在日米軍などの例外はあるけど、留学や仕事、とりわけ留学は、日本の文化や日本語が好きで、日本を選んで来ているはず。

だから、日本にいる外国人は、我々に興味を持ってくれて、そして我々の性格に近い(温厚、礼儀正しいなど)人がほとんどである。

 

アメリカは

ところがアメリカはそうじゃない。アメリカに来る理由で「アメリカが好きだから」という人の割合はどれくらいだろう?

多くの人は、「英語だから」とか、「学問が進んでるから」とか、「留学先が豊富だから」とか、「学位に価値があるから」とか、そういう実際的な理由で来ているのではないか。

特にロースクールのようなプロフェッショナルスクールは顕著。同級生のとあるフランス人なんかは、"I hate American"とのたまわっていた。まぁ、そいつはI hate peopleとも言ってたので変わり者だけど、アメリカが嫌いだけど仕方なく来ているという人は多いはず。

かくいうぺんぎんも、別に「アメリカ大好き!」「アメリカ文化最高!」と思って来ているわけではない。前にも書いたけど、昔からイギリスの文化が好きで、そっちに惹かれていた。初めてイギリスに行った時は自分がイギリスの空気に触れているというそれだけでテンションが上がった。

しかし、アメリカに初めて来た時(サンフランシスコだった)は「日本そっくりじゃん」くらいの感想しか出てこず、そして今も「アメリカは好き?」と訊かれると、「うーん」と言葉に詰まってしまう。

 

ロック好きは生き辛い

アメリカ映画で好きなものはたくさんあるが、音楽に関しては未だに馴染めない。ポップミュージックとEDMが圧倒的市民権を得ているアメリカでは、ロック好きは生き辛い。

アメリカのロックでも、The KillersとかNirvanaとかWhite StripesとかStrokesとかSonic Youthとかは大好きだけど、それが好きな理由が「UKロックぽいから」と来たもんである。

 

そういう意味では、アメリカのポップカルチャーが好きでアメリカに留学している女の子とか見ると、ちょっと羨ましいなと思う。

まぁ、その分現実とのギャップが大きいかもしれないけど…。

 

移民の議論

日本での移民の議論でも、現状日本にいる外国人が皆日本が好きで優しいから移民受け入れに積極的、という人は多いのではないだろうか?

移民で来る人は別に日本が好きで来るわけじゃないのだから、治安の悪化とかは容易に推測できるわけで。そこを踏まえた上で議論をしなければと思う。

 

 

ともかく特殊というか、変な国というか

ま、それは置いといても、ともかくアメリカは特殊な立ち位置にいるよな、と。

なんていうか、アメリカという国があるというよりは、そういう国を超越した、「世界から人が戦いに集まる闘技場」ってイメージが近いんですよね。皆それぞれの目的を持って集まってボコボコ殴りあうというか。

日本の中では東京に人が集まるように。別に東京嫌いだけど仕方なく住んでるって人はいっぱいいる、わけですよね。

当のアメリカ人はそこらへんどう思ってるのだろう?荒らしにくんなよ、って感じ?いやいや、もともと移民の国だから当然でしょって感じ?外国人いるのが当たり前すぎて何も思わないって感じ?

少なくとも「可哀想」という感想は余計なお世話という気もするが、ともかく特殊な国だよなぁと思うわけであった。

 

国連本部に行ってきた。

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(初めて見た時の感想「うすっぺら!!」)

金曜、用事でニューヨークに行ってきた。それが昼に済んで暇になったのでどうしようかと思い、国連に行くことに。

むしろなぜ今まで行かなかったか謎だ。多分ビビってたんだと思う。ブリュッセルに行った時はEU本部に行ったのに。多分国連本部はスイスにあるというなんとなくの勘違いが頭にあったのかな。

国連見学をするには、事前にウェブサイトでチケットを購入しツアーに参加する必要がある。

visit.un.org

学生は$11。1日に何回もやってるが、できれば数日前に買っておくことを勧める(前回行こうとした時は当日のは全て売り切れていた)。今回はたまたま3時間後のがまだ余っていた。

ちなみに、英語ツアー以外にもたまに日本語もある。

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オブジェ

 

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平和

 

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歴代事務総長(Secretary General)の肖像。遠目だと絵にしか見えないが、実は絨毯。

右から三人目、ガリ元事務総長の周りが黒く縁取られているのは、ちょうど数日前に亡くなったから。彼の氏を痛むモニュメントも近くにあった。

 

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ツアー開始。

ツアーのメインは、4つある会議場を回ること。そのほか、各国からの寄贈品である展示物などの説明。原爆関連のものも。

 

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安保理(Securituy Counsil)の会議場。ノルウェーが寄贈。

壁の絵は灰から飛び立つ不死鳥を描いたものであり、戦争から復興していく世界を表している。荘厳な雰囲気。

 

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信託統治理事会(Trusteeship Counsil)の会議場。設計はデンマークの建築家。

 

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経済社会理事会(Economic and Social Council)の会議場。左右に木の目隠しみたいなもの(日本語でなんて言ったっけ…)が配置されており、壁のポップな垂れ幕?とともに、おしゃれな雰囲気。こちらは予想通りというか、フィンランド政府の寄贈。

 

寄贈国が北欧ばかりなのはたまたまというか、やはりセンスがいいからなのかな。その辺のことを質問しそこねた。

 

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平和を願うモザイク画。

 

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地雷の展示。なんと、地雷は一つ3ドルで買えるらしい。「コーヒー1杯よりも安いのよ」とのこと。

 

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若干ガンダムぽい。

 

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原爆に関する展示。手前の像は、原爆の被害により背面はダメージを負ったが表面は無事ということで、原爆の光線の強さを物語るもの。

これは「原爆」の展示だが、同時に唯一の被爆国である日本の展示でもある。日本の国際社会における存在感の大きさを思い知った。世界の平和に貢献する義務があるなと。

 

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最後に総会(General Assembly)の会議場。最大の規模で、確か1000人ちょっとを収容するとのこと。

 

国連戦勝国の手によって作られたから、当然というか日本は常任理事国ではないし、日本語は公用語にも入っていない(国連公用語は英語とフランス語だけかと思ってたけど、実はそうではなく、これにスペイン語、中国語、ロシア語、アラビア語を加えた6ヶ国語)。しかし、日本の予算負担はアメリカに次いで世界第2位。

原爆のこともそうだけど、日本は良くも悪くも?存在感の大きい国だなと思い知らされた。

 

国連で働けたらなーと思ったこともあったけど、大学で国際法をかじってあまりの馴染めさに諦めてしまった。しかし今回国連インターンしてるカナダのロースクールの友達(早稲田に留学に来ていた)と久々に会って話すと、彼女は労働問題とかを扱っているとのこと。別にリーガルは国際法だけではないのね。

国際問題って規模が大きすぎて、政治的すぎて、正直わからないことだらけで毛嫌いしてきたところはあるのだが、これを機会に少し勉強しなきゃな、と思った。

 

ニューヨーク訪問の際は是非国連へ。

バンクーバーに行ってきた。

週末を利用して、3泊4日でバンクーバーに行ってきた。

カナダは去年のトロント訪問ぶり以来2回目。前回の訪問ですっかりカナダが好きになったぺんぎんは今回もルンルン気分で出かけた。

 

が、まずフィラデルフィア空港で一悶着。ゲートを通ったところで、何やら呼び止められる。化学物質の検査だとかなんとかで、体に小さな紙みたいのをこすられたあと、身体中をまさぐられる。

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 どうやら、爆発物のチェックの模様。なんらかの不審点があったのか、ランダムスクリーニングなのかはわからない。

その後別室に連れてかれてひたすら体をまさぐられた挙句、待たされる。「そんなに妙なものが無いかチェックしたいなら服脱ごうか?そっちのほうが早いでしょ?」というと、「それは認められてないから」とのこと。チェックの理由はセキュリティ上教えられないとのこと。

まぁセキュリティなのはわかるし、指示に従うのは空港を利用する者の義務なのはわかるが、もう少しあの態度どうにかならないのかね。一言appreciateとかapologizeとか言ってくれればこちらも協力する気になるのだけど、ひたすら高圧的な態度。あれ、人権的にどうなんですかね。終わった後5分くらい説教してしまいました。。

そして、ようやく飛行機に乗る。朝5時の便で少ししか仮眠してないので爆睡。ダラスで乗り換え、再び爆睡。昼過ぎにバンクーバー国際空港に着。長かった。

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この空港は色々と評価が高いようだけど、納得。綺麗だし、バンクーバーらしいモニュメントが多くて、歩いていて楽しい。

さて空港を出るか、と思ったところ、またしてもSirと呼び止められ、別室行きにwww

どうやら、イミグレでの問答が気に入らなかった模様

イ「渡航の目的は?」

ぺ「こっちに住んでる友人に会うためです」

イ「友人とはどうやって知り合ったの?」

ぺ「twitter

イ「は?」

ぺ「いやだから、twitterSNSの」

イ「どれくらいチャットしてたの?」

ぺ「◯◯くらい」

イ「それで来たの?

ぺ「うん。おかしい?」

イ「……Have a good day」

 

いや、別に何で会ったってよくない…?と思うのだけど。ぺんぎんの"Is it weird?lol"が気に入らなかったらしい。

しばらく待たされようやく呼ばれる。帰りの航空券を見せろと言われ携帯を渡すと、「暗証番号は?」と言われる。携帯のチェックである。

これも空港を利用する者の義務なのはわかるけど、携帯見られるってかなり個人の尊厳をキズつける行為じゃないですかね?またしてもブチ切れてしまった…笑。「なんでそんなイライラしてるの?」と訊かれたので、「友達と会うのを楽しみにしてやっと会えると思ったらこんな風に呼び出されて、おまけに偉そうで、イライラしないやつがいる?」と言ってしまう。

となりのカナダ人の兄ちゃんは彼女に会いに来たらしいけど、交際期間とか彼女の名前とか訊かれててかわいそうだった。そんなの訊いてどうするんだよ…。

 

まぁともあれようやく解放され、空港を出て目的地へ向かう。約束の時間には結局遅れてしまったけども。あの野郎。

 

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Waterflont Station。おしゃれ。

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バンクーバー東側の川。

 

今回は人に会うのが目的で、観光は完全なおまけ。3日のうち2日間はひたすらに

 

 

 

ダラダラ過ごした。

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カナダに来たらかかせない、Tim Hortons。

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ダウンタウンのメインストリートのRobson Street。

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ロブソンストリートにある、日本人経営のホットドッグ屋。日本的味付けをしたホットドッグ。バンクーバーの観光スポットである。

今回はおろし、おこのみ焼き、エビ天をチョイス。かなりボリューミーでうまかった。ご飯も挟んでるエビ天は斬新で、好みが分かれるところ。

 

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ガスタウン。おしゃれ。横浜みたいな感じ。

 

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 アメリカでやたら着てる人を見かけるCanada Goose。ここのコート、死ぬほど高い(7万円とか)。

 

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夜のガスタウン。

 

まぁたいして観光してないんだけど、、、バンクーバーが世界で一番住みやすい街と言われる理由はわかる気がする。コンパクトにまとまってて、おしゃれで、物価もそこそこで、何より安全な感じがする。なんだろう、アメリカの街と違って殺伐とした感じがないんだよね。

あとは日本人の多さ。歩いているとしばしば見かけるし、HISとか日本人向けのサービスも充実している。「日本語だけで生活できる街」というのも頷ける。東京とあまり変わらない気分で住めそう。

そういう意味でも、留学先にはいいんだろうな。日本にも近いし。まぁ、日本人の圧倒的多さが嫌いな人には勧めないけれども。

 

日曜の夜空港に泊まり、月曜の朝の便でフィラデルフィアへ。

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シカゴのオヘア空港で買った、シカゴ名物の厚焼きピザ。この店がたいしたことないだけかもしれないけど、正直微妙。普通にピザハットで買うやつがちょっと厚くなってるだけ。

 

今回は連れがアルコールを飲まない(飲めない)人だったので、それに合わせて一滴も飲まず旅を終えた。旅行中はのんべえのぺんぎんには珍しい…。f:id:pennguin:20160216142602j:plain

というわけで?バンクーバーでカナディアンウイスキーを買う。美味しい。

 

カナダはいいね。とにかく人の優しさに癒されます。

また近々バンクーバーには行きたいと思う。今回はスタンレーパークも行かなかったので、次回は、ね。短かったけど、楽しい旅行でした。

前略プロフはすごかった

前略プロフってあったの、覚えるだろうか。

 

今の若い子はおそらく知らないだろう。mixiすら知っているか疑問だ。

 

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僕の世代はちょうど青春時代をSNSの成長とともに過ごしてきたようなものだ。

高校のときにはブログが流行った。

僕の周りの軽音楽部ではこれが当然のツールとなり、毎日くだらない日記を書いてはコメントを残す。そんなことをしていた。

高校の途中くらいからmixiをやる人がチラホラ出てきた。

しかし僕は頑なに拒否した。もともと性格が硬いのと新しいものを怖がるタイプなのもあり、「まぁ受験終わるまではやらないでおこう」という感じ。mixiってなんかチャれえよなぁーと思ってた。大学に入ってようやく始めた。

そしてFacebookだ。

僕は大学一年の冬に始めた。ヨーロッパを旅行してて、ポーランドクラクフで知り合ったイタリア人のパオロというやつが勧めてくれて、その場で始めたのだ。当時は周りはそんなにやってなかったので、珍しく時代の最先端を行ってたと思う。

それから少し遅れてtwitterを始めた。自分的にはこれが一番合う。飾らず言いたいことをだらだら垂れ流す感じ。

LINEはいつから使い始めただろう?確か、カリフォルニアにいた時に台湾の子に教えてもらったような気がする。だから本格的に使い始めたのは大学3年の終わりくらいからかな。そういえばカカオトークなんてのもあったな。

instagramは友達に強制的にアカウントを作らされたが、実はまだ一回も投稿していない。

そのほかSkypeも使ってたし、今はスナチャとかtumblrとかTinderとか、SNSは色々ある。

 

SNSはこの情報の洪水の中でよりシンプルになっていってる。

ホームページやブログからtwitterやLINEへ。より短くて、シンプルで、リアルタイム性とインタラクティブ性が重視されるようになってきた。

「リアルタイム性」や「インタラクティブ性」の走りといえばtwitterFacebookというのが世間や世界での定説だが、実はこのどっちもそこそこ備えていたSNSがかつて存在していたのだ。

それはmixiでもブログでもない。

それより前、僕が中学の時に流行っていた。

 

そう、それが前略プロフィール、略して前略プロフである。

 

プロフで激しく自己紹介 - 前略プロフィール

 

前略プロフとは、僕が中学生だった2005年前後に流行った元祖SNSとも言うべきシロモノである。当時はスマホなどないので、みんなガラケーでやっていた。

   

コンテンツは以下の4つ。

 

1. プロフィール

80個くらいある一問一答の項目に答えて作るもの。これがメイン。

性別、誕生日など基本的なものから、好きな〜や嫌いな〜という王道の質問、そして「今、彼氏や彼女はいる?」から「浮気の境界線は?」などの恋愛まで。

 

2. リアル

短文の日記である。つまり今のtwitterのようなものだ。mixiにもボイスとかいうやつがあったが、多分元はこれなのだろう。

twitterと違うのは、タイムラインという概念はなく、すべての投稿が各自のページにあるということだ。つまり、その人の投稿を見るにはその人のページに行かなければならない。

 

3. アルバム

写真を投稿できる。コメントとかはできない。

 

4. リンク

友達のプロフのリンクを紹介文とともに貼る。これにより、mixiでいうマイミク、Facebookでいうフレンドのリストが出来上がる。この数がステータスだった気がする。

 

実にシンプル。当時はガラケーで写真のクオリティが低かったのもあり、どちらかというと文字メインのコミュニケーション。

基本的にはリア友との交流に使われていたが、友人の友人など、前略プロフを通じて新しい友達を作ったり、ということも行われていた、と思う。

リアルだけならtwitter(短文ブログ)だが、アルバム、リンク、プロフィールを組み合わせれば、フィードがないFacebookと言っても申し分ない。

 

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で、この大SNS時代に前略プロフのことを思い出すにつけ、不思議なことが二つある。

 

不思議なこと1つ目

当時この前略プロフを使っていたのは、主にいわゆるスクールカーストの上位にいたやつらだ。簡単にいえばリア充だ。僕の中学は田舎だったので、ヤンキーぽいやつ、ギャルぽいやつがこれを常用していた(僕は使っていなかったが、理由は後述する)。

しかしどうだろう、今の最も強力なSNSであるFacebookで目立つのは、そういうヤンキーやギャル系ではない。簡単にいうと高学歴が多い。

高学歴で、学生でいえば留学やサークル活動などでアクティブにしているヤツ、社会人でいえば、趣味や仕事でなんだか充実してそうなヤツ、である。

別に、そういうヤツが皆中学の時スクールカーストの下にいたとは言わないが、逆転現象が起こっているのは確かである。これはなんでなんだろう?

 

一つの仮説としては、中学の時と今では「ステータス/カースト」を構成するものが変わったということだ。

当時はイカつくて足が速いヤツが持てた。今は頭が良くてお洒落で年収が高いヤツがモテる。パチンコと酒が趣味、ではモテない。

つまり、カーストの構成が変わり、それに準じて使う層も変わった。結局時代ごとのリア充層がSNSのヘビーユーザーである、とそういう話。

なお、twitterのヘビーユーザーはいわゆる非リアが多いと思うが、それは置いておく。

 

二つ目の仮説としては、ネットリテラシーの問題だ。

前略プロフはシンプルだしガラケーで使いこなせるが、Facebookはもう少し複雑である。パソコンやスマホを全員が使いこなせるとは限らない。

ネットリテラシー的なものは、ある程度学力に比例する。

 

不思議なこと2つ目

そして、もう一つ気になることがある。

僕は前述のように前略プロフを使っていなかったが、それはこのサービスに対する生理的嫌悪から来ていた。

当時の僕としては、ああやって訊かれてもいないプロフィールを公開するなんてなんか気持ち悪かったし(当時はうまく言葉にできなかったが、自己顕示欲の無邪気な放出に対する生理的嫌悪だろう)、何より「今の自分の気持ちをみんなが見れる環境に吐露する」という"リアル"という機能には鳥肌が立っていた。

そんなのはみっともないし、見境がないし、品のないことだと考えていたのである。

今の言葉で言うと、もしかしたら「リア充氏ね」という単純な嫉妬心だったのかもしれない。変なこだわりを持たず自己表現ができている彼らが羨ましかったのだろう。

しかしまぁ、ともかく自分の中の絶対的なこだわりとして、最後まで使わなかった。

言っておくが、多分、スクールカーストが下だったからではない。

当時付き合っていた彼女(*学年で一番難攻不落かつ可愛いと言われていた子である。スクールカースト下位説の否定に必死)は「私こういうの苦手なんだよねー」と頑なに使わなかったが、僕は彼女のそういう天邪鬼なところが好きだった。その辺が似ていてうまくいってたのだと思う。

 

話が逸れたが、ともかく僕はそういう"リアル”の吐露には身の毛がよだつ思いだった。

 

しかしどうだろう、僕は今twitterで至極どうでもいい身の回りのことを公開しているのである。

とりわけ、本垢は言いたい放題書いていたので、初めて会う先輩に、「あ、君があのtwitterで有名な」とか言われたり、それが原因で友達や彼女とケンカになったものだ。別に、周りに自分の個人的なことを公開することに羞恥心がなくなった。

そして、周囲を見渡しても、例えば社会的に成功している公人、しかも学者や小説家などの比較的堅い人種の人さえも、躊躇なくそういうことをしている。

つまり、こういう「私生活の吐露」はもはや現在のスタンダードなのだ

とすると、当時前略プロフを使っていた彼ら彼女らは、時代の最先端を行っていたことになるのではと思うのである。

彼らは新しいものを恐れず、無駄な羞恥心で表現の可能性を狭めることなく、他の人とコミュニケーションしてたのだ。

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とまぁ、そういうわけなのだが、ここまで書いて何が言いたいかというと、

 

純化すれば、

 

ギャルとヤンキーってすごくない???

 

ということだ。DQNと言ってもいいだろう。語弊があるかもだけど。

彼ら彼女らたちは、今我々がfacebooktwitterでしていることを何年も前からやっていたのだ。

今世間では若者叩きがものすごい。「草食化」だ、「チャレンジ精神がない」だ、「打たれ弱い」だ、「コミュニケーション力が低い」だ、「自分の殻に閉じこもる」だ……

彼ら彼女ら、これ全部あてはまりませんよ。

いや、すごいっすわ。

 

てか、ギャルとヤンキーに限らず、ざっくり言って

 

今のいわゆる「スマホネイティブ」という世代はすごくない?

 

と。決定的に我々の世代と違うのは、「自分の感情を表現すること」や「新しい人と知り合うこと」に抵抗がないこと。

彼ら彼女ら(特に女子)はtwitterとかで大人と知り合って積極的に情報を引き出したりしてる。

僕が彼らの世代だった時は、年上の人なんて、学校の先輩とか親戚のおじさんとか、友達の姉ちゃんとか、それくらいでしたからね。

もちろんその反面犯罪に巻き込まれる危険もあって、規制の議論は必要だが、彼女らの積極性と情報収集力はものすごいし、見ていて羨ましい。

 

いつの時代も若い女子はたくましい、と。

そして、若い人たちから学ぶべきことは多いなと。

 

そんなまとまりのない感じだけども。みんな、前略プロフのこと、時々でいいから思い出してください。

 

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謎の機能。こうやってネタにしてるあたりいいですね。おわり。

MUSEーDrones Tour@Philadelphia ライブレポ

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日曜はoasisの次に好きなバンドであるMUSEのライブに行ってきた。

3年前のThe 2nd Lawのツアーの時以来2回目。

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もう素晴らしかった。本当にミューズはライブで見せてくれるバンドだと思う。

前回のライブはたまアリだったということもあり、豆粒みたいな感じでしか見えなかったのだが、今回の会場はステージが中心にある。かなり近くで臨場感をもって見れた。

「行く行く!」とか言ってた友達2名が「やっぱ行かね」とか直前で言い出したので(欧州南米系のこの手の行く行く詐欺は本当に勘弁…)結局一人で行ったのだけど、ビール買う時に話したアメリカ人数名がノリが良く、「あたしたちの前の席が空いてるからきなよ!」と言ってくれたので一緒に見れた。助かったありがとう。

ちなみに、ミューザー女子は"Hey maaaan!! Muse is an awesome band everrrr hah!!!!!"と言いながら僕の肩をバンバン叩き、ライブ中はOHHH MY GOOOOOOD!!! MATT I LOVE YOUUUUUU!!!と死ぬほど叫んでおりました。

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もうマットはこの日もキレッキレww 本当に魅せてくれる人です。

ミューズの魅力って、いわゆる厨二病的「かっこよさ」をひたすら追求してることだと思う。普通だったら恥ずかしくてそこまでやれない。でも彼らは思う存分それを追求している。その清々しさが気持ちいし、一度ハマったら抜けられない。

 

 

 

セットリストは以下のような感じ。

1. Pshyco

2. Dead Inside

3. Interlude

4. Hysteria

5. Map of the Problematic

6. The 2nd Law: Isolated System

7. Handler

8. Supermassive Blackhole

9. Prelude

10. Starlight

11. Apocalypse Please

12. Munich Jam

13. Madness

14. Resistance

(JFK)

15. Reapers

16. Time is Running Out

17. Uprising

18. The Globalist

(Drones)

19. Mercy

20. Knights of Cydonia

 

1st, 2ndからは一曲もないけど、7thを中心に満遍なくやった感じ。概ね満足である。

唯一心残りなのは、直前のニュージャージーではやってたUnited States of Eurasiaをやらなかったこと…。これ前のライブでも聴けなかったからぜひとも聴きたかったところだった。

あと、最後がKnights of Cydoniaはどうすかね…。これはライブではお馴染みの人気曲だけど、ぺんぎん的にはそこまででもない。Mercyの爽やかさで終わってもいいかもだが、、なんとも。UprisingとかStarlightがいいかも。

 

個人的に一番良かったのはDead Inside。

この曲は、アメリカビザ取りに大使館行く時にも聴いてたし、渡米直前にも中野のスタバで勉強しながら鬼リピしていた。そんなわけで思い出が詰まった曲。

後半のFeel me now〜からの歌詞とメロディの切なさが好きなのだけど、今回は序盤のYour lips feel warm to the touch〜のところで不覚にも大泣き笑。

なんだろうか、日本が恋しいのか。単純に歌詞とメロディが刺さったのか。曲の終わりまで一人でボロボロ泣いてしまった。ライブで泣くなんて高校の時の先輩の卒業ライブ以来だ。

Dead Insideが2曲目だったので、ここですでに僕の中ではピークを迎えた。この曲もっとあとに持ってきてほしかったなと

 

会場が盛り上がったのは、一緒に歌えるStarlightとUprising。それからReapers。

一番期待していたTime is running outの盛り上がりはそこそこ。いや、お前らもっと跳ねろよ??と

 

pennguin.hateblo.jp

 以前ノエルのライブに行った時に「日本人はノリが悪い」と書いたけど、もちろんアメリカはそれより100倍良い。彼らは盛り上がればなんでもいい的な国民性だし。そこは満足。

ただ、やはりライブ動画で見るイギリスにはかなわない。単純に動画のやつはでかいイベントだからかな?アメリカでのミューズ人気がどれほどかはよくわからない。

 

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あとは、静かに聴かせるMadnessも良かった。この曲は本当に異色だけどいいなぁ。

 

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ツアータイトルにちなんで飛ぶドローン。幻想的な光景。ミューズのライブは本当に演出が素晴らしい。

 

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 Mercyの時の紙吹雪。この曲そこまで好きじゃなかったけど、ちょっと好きになった。

 

 

ブログに書くのは忘れたけど実はこちらに来てからライブは3回目。FFS (Franz Ferdinand & Sparks)とJesus and Mery Chainに行った。

アメリカは本当いいバンドが小さい会場で安く観れるのでありがたい。帰国までにもう何度か行きたいところ。

 

そしてありがとうミューズ。またどこかで会おう。

 

今頃ニューオーリンズにいたはずが……

さて、Winter Storm Jonasが猛威を振るっていたフィラデルフィアから。

本来ならこの週末はLLMの友達30人くらいとニューオーリンズに旅行に行ってるはずだった。世界でも有数のパレード、マルディグラに参加するためだ。

フライトは金曜22日朝6時だったのだけど…。その前日まで奨学金関係の書類でてんやわんやで、旅行までに終わらせたかったので結局徹夜し、終わったのは朝4時頃。

それから準備してタクシーで空港に着いたのは5:20。なんとか間に合った、と思ったら「もうチェックインは終わったわよ」の一言。

「え、何時に終わったの?」

「5:15。5分前よ」

「いや、でもまだフライトまで40分もあるし間に合うでしょ、頼むから入れてよ」

「無理無理!もう全部終わりだから」

と、にべもない感じ。まぁアメリカのよくあるアレだがこっちの話も聞かずイライラした様子でNOと言われ、キレそうになってしまった(いや、キレたけど笑)。

交渉の授業の教科書で、『登場人物が飛行機に乗り遅れそうになったものの頑張って交渉してたら乗せてくれた』、って場面があった。それが頭に浮かんで交渉しようと思ったが、あっちに話をする気が微塵もないならどうしようもない。

先生は「理屈だけじゃなくて相手の感情に訴えろ」と言ってたので、Please. For god sakeとか繰り返したけど、聴く耳すら持たない相手に訴えてもどうしようもない。次第に「なんでこんなクソ野郎の感情に訴えなきゃいけないわけ??」とキレてしまったのでダメだ。本のようにはうまくいかない。

 

格安航空券で払い戻しも無かったので、仕方なく新しいチケットを取ることに。その日に飛ぶやつは高かったので、翌朝ニューヨークのJFKから飛ぶ飛行機にした(150ドルくらい)。しかしこの判断がアホ。きちんと天候を確認しなかったばかりに、Jonasさんのせいでキャンセルに笑。しかもこれもNon refundableチケットだったのでおじゃん。

というわけで、ニューオーリンズ行きは幻となってしまった。。ニューオーリンズ……初のサウスのはずで楽しみにしていたのに。マルディグラ……。

 

欠航の知らせを見たのが、ニューヨーク行きのバスに乗る直前だった。前乗りしてJFKで夜を明かそうと思っていたのだ。

バスもキャンセルできないけど10ドルだしいいかー帰るかーと思ったが、何を思ったか、「いや、このまま家帰ってもしょうがないしニューヨーク行くべ」と乗ってしまった。

これがまた失敗。普通は2時間でかかるところを3時間くらいかかってようやく到着。すでに夜中である。ニューヨークで有名といわれるクラブに行く。一人でクラブに行くのも大概だがそこは気にしない。さて酔っ払うかと酒を頼んだらコロナが一本13ドルもして戦意喪失。なんか疲れて他の人に話しかける気も起きず、結局ボーッと買ったばかりのiPhone6sをいじって朝4時を迎えたのであった……。

アメリカ(ヨーロッパもだけど)には24時間営業の店はあまりない。吹雪の中を少し歩いたところにあるレストランみたいなとこになんとかたどり着き、夜明けまでそこで過ごす。眠くて死にそうだがそんなところで寝るわけにもいかない。こういう時日本ならカラオケとか満喫とかいくらでも寝れる場所があるんだけどね、不便ですアメリカ。

本当ならそのままニューヨークを少しぶらぶらしようと思ったのだが、寒いし眠いし疲れてるしでフィリーに戻ることに。メガバスやグレイハウンドは全てキャンセルされてしまったので、ニュージャージートランジットという近郊列車で帰ろうとするも、直前にキャンセルが伝えられる笑。

唯一動いていたアムトラックに渋々乗り(久々に乗ったが乗り心地良すぎて死ぬかと思った。高いけど)、なんとかフィリーに帰ったのでした。

 

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ちなみに飛行機は前の留学時に日本に帰る時も乗り遅れた。それ以来ちょっとトラウマだったがまたやってしまった。夜行バスも何回か乗り遅れてる。時間にだらしないところを直したい。

高い勉強料を払って今回学んだこと

  • 空港には早く着く(国内便だから〜、空港小さいから〜、と舐めない)
  • 準備は事前にしておく
  • チェックインは事前にネットでする(やったことなかった)

 

当たり前のことばっかだわ……。

てか、今回のでまた飛行機(及び空港)が嫌いになってしまった。飛行機はともかく空港が嫌い。なんでかというと、

  • 空港までが概して遠い
  • 空港も広くて迷う
  • 列の長さ(混み具合)が読めない
  • 係員が横柄でムカつく
  • イチャもんつけられそうで不安
  • 靴を脱がなきゃなのが屈辱的(偉そうですんません笑)

まぁね、旅行好きと見せかけて飛行機に乗った回数が少ないので、慣れ不足なんですね多分。初めて乗ったの、17歳の時だし…。

 

ニューオーリンズは残念だけど、まぁいい勉強と前向きに受け止めていつかリベンジしたいものです。

 

 

 

Penn Law Boxing Clubに入部

About Our Clubs — Wharton Vs. Law: Fight Night

youtu.be

 

さて、ぺんぎんは今セメスター、ロースクールのボクシング部に入部した。そして今夜が初練習。

 

pennguin.hateblo.jp

 

前にブログで「留学したらボクシングを始める」と書いたけど、実は秋セメスターはやってなかった。ボクシングはセンターシティの会員制ジムで行うのだが、今年は入部希望者が殺到し、キャパの関係で締め切ってしまったのである。

そんなわけでだいぶ落ち込んで、仕方がないからとボート部の練習に参加した。いわゆるレガッタですね。映画ソーシャルネットワークを見てこのアイビーリーグらしいエリーティなスポーツにも憧れていたのである。

早朝のスクールキル川を風を切ってスーーッと行くのは気持ちよかったしエクササイズとしても良かったけど、めちゃくちゃ体育会系かつ練習が朝6時から、そしてただでさえ寒さが苦手で9月の時点でかなりしんどかったのに冬の寒さに耐えられるわけがない、ということで数回の練習に参加したのちドロップアウトしてしまった。あれはなんというかスポーツというより肉体的精神的修行だと思う。アメリカのやつに訊いたら「ボートをやるヤツは全員マゾよ」と言ってたし。

というわけで、秋セメスターは、ジムでの肉体改造の他は、たまにサッカーとランニングをするくらいしか運動はしてなかった。でもやはりアメリカにいると不思議と運動がしたくなるので物足りない。

で、今回のセメスターは申し込みが始まったら速攻で申し込んだので、無事入部。LLMの友達と意気揚々と早速練習に行ってきた。

 

 

が、死ぬほどしんどかった笑。

着くなりまずは縄跳び。やばいめっちゃボクシングっぽい、とテンションが上がるが、縄跳びなんて小学生ぶりじゃないかなというくらい久々だし想像以上にしんどい。

そしたらそのまま軽くランニング。縄跳び後のランニングは結構効く。

そしていよいよグローブをつけてサンドバックにパンチ練習。左のジャブに右ストローク。ボクシンググローブをつけるのは人生初だしサンドバックも人生初。やばいめっちゃ楽しいしストレス解消になる、とテンション回復。

しかし、そのあとは休まず腕立て伏せ。パンチで疲れてると全然できない。

そしてそのあと休憩を入れずパンチ練。パンチと腕立ての疲れで今度は全然腕が上がらずしんどい。

その後、腕立てとパンチ練を数回繰り返す。間に休憩はない。

最後は休憩をいれずにマット運動。腹筋を中心とした体幹トレーニング。これがまたしんどい。一向に終わらない。こんなにしんどいのはいつぶりだろうというくらいにしんどい。

 

そんな感じで、1時間があっという間に終わった。

ボクシングをやりに来たのに体力トレーニングばかりで若干うんざりではあるが、途中でコーチが言っていた言葉が印象的。いわく、「ほらな、腕が上がらないだろう。技術云々の前に筋力と体力がないと何にもならないのがわかるだろ」本当にその通りである。シビアなスポーツだ。

しばらくしたらスパーリング練習もあるけど、当面はこの筋力・体力づくりがメインとなりそう。正直しんどいけど、自分でジムで筋トレするよりやはりトレーナーが付いてくれた方が厳しく効率的な運動ができるし、スパーリングのためには筋力と体力が不可欠なので、頑張ろうと思う。今年は去年以上に筋力・体力(と体重)増加のためにストイックになるのだ。

そして、前にも書いたけど3月か4月にウォートントの対抗マッチ、Fight Nightがある。今セメスターから始めたから試合に出れるチャンスは少ない気がするが、出れたらいいなと思います。

南米旅行から帰国しました。

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(ウユニ塩湖での初日の出)

 

もうだいぶ経ちましたが、12日火曜日、無事に南米旅行を終えてアメリカに帰国しました。

すぐにブログを更新しようと思っていたのだけれども、すぐに春学期の授業で、まだとる授業を決めておらず授業に出まくったりとバタバタしていた。引っ越して新しい部屋を整理せずに出てきてしまったので、部屋を片付けたり家具を買ったり。

 

旅行はね、今までの旅行の反省を活かさず予定を詰め込んだばっかりに急ぎの旅になってしまったのだけど、その分色んな街に行き、色んな景色を見て、色んな人に出会って……。本当に充実して楽しい23日間だった。

帰ってきて5日間経ってようやく元のアメリカの生活に馴染めてきたような気がします。まだ心がフワフワしている。

 

ということで、訪れた都市は以下の通り。

 

 

 【パナマ

パナマシティ

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 パラグアイ

アスンシオン

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イグアス

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シウダーデルエス

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【ブラジル】

フォスドイグアス

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ボリビア

サンタクルス

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ラパス

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ウユニ

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コパカバーナ

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【ペルー】

クスコ

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アグアスカリエンテスマチュピチュ

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リマ

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エクアドル

グアヤキル

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キト

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都合14。行き過ぎ笑。

 

ルートは概ね当初の予定通りで、以下のような感じ。

パナマパナマシティ→【パラグアイ・ブラジル】アスンシオン→イグアス→シウダーデルエステ→フォスドイグアス→シウダーデルエステ→アスンシオン→【ボリビア

サンタクルス→ラパス→ウユニ→ラパス→コパカバーナ→【ペルー】クスコ→アグアスカリエンテスマチュピチュ→クスコ→リマ→【エクアドルグアヤキル→キト→パナマ2】パナマシティ

 

総移動距離は、フライトを除いた南米での陸路移動の直線距離をグーグルマップで計算したところ3640マイル、つまり約5900kmでした。

東京大阪間が片道約500kmなので、だいたい東京大阪を6往復したくらい。

札幌鹿児島間は約2500kmとのことなので、日本を2回縦断してお釣りが来るくらいですね。23日間で。笑 いやはやものすごい距離を移動したんだなと。

しかも、道が悪路でバスがめっちゃ遅かったりしたので、体感移動時間はそれ以上。30時間のバス、2回乗りました。特にアスンシオンサンタクルス間は安いバスにしたのでひどかった。バスは汚い、トイレは使えない、めちゃくちゃに揺れる。本当にひどかった。

旅行自体も苦労だらけ。英語は全然通じないし、色々汚いし、夜は怖いし…。南米の旅行の難易度は想像通りに高かった。

でも、そんな色々な苦労も今となってはいい思い出。

 

今回はいい写真を撮ってくることもテーマの一つだった。上の写真、どうでしょう。我ながらいい写真が撮れたと思うし、技術も多少は向上したかなと。

生活がドタバタしてるから時間がかかるだろうけど、忘れないうちに旅行についてはこのブログに残していきたいと思います。

というわけで、ご期待ください。

 

 

 

 

ウユニより、新年の挨拶などなど

お久しぶりです。

今、ボリビアのウユニにいます。年越しはウユニ塩湖内の塩のホテルで過ごし(疲れて寝てましたが……)、塩湖で初日の出を見ました。

雨季の始まりで少し水は足りなかったけど、ウユニ塩湖はものすごく綺麗だった。自然てすごい。筆舌に尽くし難いとはこのことだろう。今までで一番素晴らしい経験の一つができたなと。

ちょっと、携帯で投稿してるんですが写真の張り方がわかんないので写真は無しで笑。

ここまで、
パラグアイアスンシオン、イグアス居住地
ブラジルのフォスドイグアス、イグアスの滝
ボリビアサンタクルス、ラパス、そしてウユニ
と旅してきました。
楽しいことも辛いことも(特にひどいバスひどい道での29時間のバス国境越え)もありましたが、ともかく無事ウユニ塩湖で年越しという旅の中間目標が達成できて、ホッとしています。

最初のNYもいれると、今日で12日目。そして、明日から残り11日。旅のちょうど中間地点でもあります。
ここからは、だいたい当初の予定通り、チチカカ湖を経由してペルーに入り、エクアドルに北上していきます。

新年を祝いたいところでしたが、、、、個人的なことですが、塩湖から戻った頃、大晦日に祖母が亡くなったとの訃報を父から受けました。アメリカに来てすぐに祖父が亡くなって、続けてという形に。
再び葬儀に出られないのは残念でならないし、家族には申し訳ない気持ちでいっぱいである。こうして僕が留学とか出来ているのも、祖父や祖母の応援があったからだ。
やはり祖父と同じように天寿を全うした祖母に、お疲れ様、ありがとうと言いたい。

では、ウユニを出て、再びラパスに戻り、チチカカ湖へと向かいます。

2016年もぺんぎんとこのブログをよろしくお願いします。

年越し3週間南米旅行へ

さて、NYなう。

 

 

いまから3週間、南米に行ってきます。

 

予定ルートは以下のとおり

 

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そして、今のところの日程は以下のとおり

 

【南米旅行日程】

21 NY

<パナマ>

22 パナマシティ

パラグアイ

23 アスンシオン

24 アスンシオン・シウダーデルエステ

25 アスンシオン

ボリビア

26 サンタクルス

27 サンタクルス

28 スクレ

29 ラパス

30 ラパス

31 ウユニ

01 ウユニ

02 ラパス

<ペルー>

03 プーノ→クスコ

04 クスコ・マチュピチュ

05 クスコ

06 リマ

07 リマ

08 リマ

エクアドル

09 グアヤキル

10 キト

11 キト

<パナマ2>

12 パナマシティ→NY

 

パナマシティを経由して、パラグアイの首都アスンシオンin。

北上してボリビア、国境を越えてペルーと旅し、そしてさらに北上してエクアドルに行き、首都キトoutでパナマシティに一泊してNYに戻る、という感じです。

 

南米にかける思いについて

僕は大学時代バックパッカーをやってまして、東南アジアを1ヶ月近く、ヨーロッパを1ヶ月、それからアメリカ留学中に東海岸と西海岸をそれぞれ2週間旅行したりなどしてました。

初めての海外でもあった東南アジアが本当に楽しく、次は憧れを満たすべくヨーロッパに行ったわけです。ヨーロッパ9カ国を一気に回れて満足だったが、今度はまた冒険的なところに行きたいなと思った。

そんなわけで、以前の留学の時に南米に行こうとした。が、休みが2週間と短く、結局断念してアメリカ国内を旅行した。帰国後は院試で忙しく、また留学するつもりだったので旅行はしていない。

僕は大学時代に一人旅サークルに入っていたことは前にも書いたと思うけど、そのサークルでは「帰国報告会」(略して帰報)というのがあった。旅行の感想などを写真やパワポ・レジュメを交えて発表するというもの。確か、一番最初の帰報が先輩の南米旅行だった。その時は、「南米…日本からめっちゃ遠いし、考えられないなぁ。果てしないなぁ」と思ったもの。

 

その南米に、ついに渡航。感慨の深さがやばい。

 

 

今回の渡航の経緯について

実は今回の冬休みも3週間しかなく、南米は広いのでどうしようっかなーと思って、カリフォルニアにいる友達とタイムズスクエアで年越ししようぜーとか言ってたんだけど、結局友達は来ないことになり。じゃあまぁアメリカのクリスマスと年越しをゆっくり過ごそうかーと思ってたんだけど、LLMの友達は大体自国に帰ってしまい、フィリーにいてもつまらんな、と。

 

で、まぁ3週間と短いけど中南米行くか!!となったわけです。

 

ルートや国は色々迷いました。中米もマイナーな感じでいいし、カリブ海もいい。キューバとかジャマイカとか行ってパーリナイも悪くない。

しかし、そのあたりはアメリカから比較的近いし、やはり今しか行けない南米に行くべきだろうと。

そして、南米にはなんといっても「アレ」があります…

 

 

 

 

 

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ウユニ塩湖!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

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マチュピチュ!!!!!!!!!!!!

 

 

……いやね、「バックパッカー」としては、なんというか

「観光地にいったら負け」

みたいなしょーーーもないプライドみたいのがありますよね??

「いや、みんなが行かないとこいってなんぼでしょ。冒険してなんぼでしょ」みたいな。

僕もパリ行った時はモンサンミッシェル行きませんでした(まぁ、単純に卒業旅行シーズンで日本人観光客の群れに巻き込まれたら寂しいなぁというのがあったんですが…)

 

そんなわけで、世間が「ウユニ塩湖超綺麗!!!!!」「マチュピチュ行きたい!!!」とか騒いでいる中、

 

 

「で?????

 

 

あんなん、観光地(笑)だろ????」

 

 

みたいな冷めた目線でおりました。

 

 

でもね、今は気付きました。

そんな冷めた目線は、行ったことある人への嫉妬から来ていたのです。

 

 

実際に行けることになった今

 

 

ウユニ塩湖とマチュピチュ

 

 

 

めっっっっっ

 

 

っっっっっっっっっっっっ

 

 

 

ちゃ

 

 

楽しみ


です!!!!!!

 

 

 

 

あれが生で見れるんだよ!?!?めちゃくちゃ楽しみに決まってんだろ!!??(手のひら返し)

 

でも、今まで「ザ・観光地」に行ってそこまで感動することって少なかったんですよね。ブリュッセルの小便小僧とか、パリの凱旋門とか…。

アンコールワットも日の出の時こそ、その荘厳で神秘的な雰囲気に圧倒されたけど、日が昇ってみれば、「いや、ただの岩じゃん」みたいな

 

マチュピチュは遺跡つながりで若干そうなるんじゃないかな、という心配はあるんだけど、ウユニ塩湖はね、感動するだろうね。今からハードル上げまくってますけども。

しかも雨季だからね(注:ウユニ塩湖は乾季と雨季で景色が全く違う。乾季は白い塩の大地が続く。雨季は水が張り鏡になる。日本で人気なのは圧倒的に後者)。

まぁ、もしかしてウユニ塩湖でこんなに騒いでんの日本人だけじゃね!?というのは若干あります。

友達にウユニ塩湖行くよーといったところ、

ドイツ人「なにそれ」

ブラジル人「なんだっけ、それ」

ペルー人「あーあるね。行ったことないけど」

 

いや、ブラジルとペルーのお前、めっちゃ近いじゃんと。行けよと。そんなもんかよと。

でもまぁ、近くにあると案外行かないってのはあるから、そういうもんなのかもねーと。

 

 

しかも、今回の旅、上の日程をみてもらえればわかると思うんですけど、

 

ウユニ塩湖で年越しを迎える予定

 

です。

 

ウユニ塩湖で初日の出。いや、こんな贅沢ほかにありますかと。死ぬんじゃないかと。

今まで25年で最高の年越しになればいいなぁ、と、珍しく純粋に期待で胸が膨らみます。

 

 

移動について

南米はめちゃ広いので、普通は2ヶ月とか、少なくとも1ヶ月はかける。あるいは、1カ国とかだけ行く。

しかし今回は3週間ちょいで4カ国(プラスパナマ)です。ペルーとボリビアの主要都市に行きつつ、パラグアイエクアドルにも行くのだから、なかなかハードな旅になると思います。移動距離が半端ではない。

飛行機を使ってもいいんだけど、またバックパッカーの変なこだわりがありますからね。「陸路にこだわる」ってやつ。移動時間も旅の一部ですからね。それも楽しんでこそ、旅の醍醐味(だから距離感を無効にしてしまう飛行機が好きではない)。

東南アジア旅行してた時も、日程が押してて、帰りのバンコク発の飛行機に間に合いそうになく、ベトナムの真ん中にあるフエから南のホーチミンまでの選択を迫られたことがある。飛行機使えば3000円くらいで行けるということだったんだけど、「インドシナ半島を陸路で一周する」という大目標を貫徹するべく結局バスを使った。30時間くらいかかったかな。

30時間てかなりですよねぇ。その時はその1回だけだったから良かったんだけど、今回は多分4,5回はあります。南米広いんだもん…。短くて夜行バスの12時間くらい。

ま、楽しむ余裕を持ちたいなと思います。

 

 

友達と旅行することについて

あと、今回はバックパッカー旅行としては初めて、友達と行きます。

元々一人で行くつもりだったんだけど、友達と話してたら「おれも行っていい?」となったんで、「いいよー」という感じ。僕と同じように早稲田からアメリカのロースクールに留学している友達2人と、男3人の旅。

一人旅は楽しいし、自分だけの思い出が作れるので、なんというかよりドラマチックではある。しかし同時に寂しく思うことも多い。とりわけ今回みたいに観光地が多い場合はね。

なので、この新しい試みは楽しみです。一方で、仲がいいとはいえ、3週間も一緒だと色々とイライラしたりケンカすることもあるのあるのかなと。適度に別行動をとりつつうまくやりたいものです。

 

準備について

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南米は若干黄熱病の危険性があるので、黄熱病のワクチンを打ってきた。

それから、マラリアの危険も若干あるので、薬をもらう。

それから、高山病。ウユニへの起点となるラパス、なんと、標高3593mです。いや、富士山とほぼ同じじゃん。そんなところに都市??嘘でしょ???って感じです。

息が上がるのはもちろん、悪いと熱が出たりもするらしい。とりあえず薬はもらったけど、気をつけたいと思います。 

あとは、南米は英語が通じないとよく言われるので、スペイン語のガイドブックを買った。話せなきゃ旅行できないということはないけど(こういう煽りをたまにネットで見かけるが…)、話せたほうがいいことは確か。

もっとも、友達の一人がスペイン語ができるので、頼るつもり。

あとは普通の旅行の準備ですね。まぁ、この辺は慣れているつもりなので大丈夫でした。

 

最後に

旅行にはパソコンは持って行きませんが、宿にあると思うので、適宜ブログも更新したいなと思います。

そして、南米は撮りがいがある景色が多いと思うので、ウユニ塩湖とマチュピチュはもちろん、いい写真をたんまり撮ってきたいと思います。お楽しみに。 

 

久々の冒険に武者震いが止まりません。いい旅にしてきます。

ぺんぎん、ついに引っ越す。ホームレス生活7週間で学んだことなど。

またまた連投。

 

 

pennguin.hateblo.jp

 

さて、10月20日に寮を出たぺんぎんだが、

 

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ついに12月13日、引っ越しました笑。

 

実に7週間もホームレスをやってました。その間どうしていたかというと、

と、実に5箇所を渡り歩いて生活してました。

いやほんと、お世話になったユースホステルのスタッフの人たちと、快く泊めてくれた友達に感謝のしようもありません。お世話になりました。A friend in need is a friend indeedというのを実感した。ありがとう。

いやね、ホームレスになって色々と学ぶことがあったよ。なんかね、家がないとまず社会に包摂されていない心配がものすごい。住所がないわけだし、amazonで買い物もできないしね。何か住所がいる機会には詐称だなと思いつつ前の住所を伝えたりね。ほんと、帰るべき場所があるっていうのはそれだけで素晴らしいことだなと。

oasisのThe Importance of Being Idleという曲に、

"I don't mind as long as there's a bed beneath the stars that shine"(星が輝く空の下にベッドがある限り、おれは大丈夫)

という歌詞があるけど、ほんとにその通り。バックパッカーやってて公園に寝泊まりした時とかも思ったけどね。ほんと、あったかいベッドさえあれば人間どうにかなるものだよなと。

 

しかし、なぜ7週間も家が決まらなかったかというと、もともとの優柔不断な性格もあるんだけど、なんていうか、自分のライフスタイルを考えさせられたからでしょうか。

都会がいいのか、郊外がいいのか、友達呼ぶから広い方がいいよな、いや、大体そんな友達呼ぶか!?ベッドと机置ければよくね!?ちょっとゴシップガールみたいな都会のヤッピーぽい暮らし憧れるよな、でもダンみたいにちょっと外したエリアの広いとこに住むのもアメリカらしいよな!やっぱりシェアで一回住んでみたいよな、でも寮のバスキッチンシェアですらストレスだったからやっぱり一人暮らしかな?いやでも一人で住むのも寂しいし、日本でもできるよな。都心のコンドミニアム(マンション)暮らしもかっこいいけど、郊外でのんびり仲間と暮らすのも悪くないよな!!センターシティのハイソな暮らしもいいけど、フィッシュタウンのヒップな暮らしもいいよな……、、。

 

などなど、自分の求めるライフスタイルとかを考えさせられました。大げさですね笑

 

アメリカにこうして長く住む機会はもうないかもなーと思ったのが大きいです。そして、若い今でしかシェアはできないな、とか。少なくとも、20代でアメリカ住むのは最後だよなーとか。でも、前の留学はホームステイで一人暮らししてる友達に憧れたし、アメリカの一人暮らしも体験したいよな、とか。

そして、アメリカは日本以上にエリアごとの住人層というか、生活スタイルというか、そういうものが比較的固定されているのも大きいかな。移民街とかそういうのもあるし。

まだ稼いでいない学生がいうのもおこがましいんだけど、アイビーリーグの学生としてハイソでスタイリッシュでアッパーな生活に憧れてきたし、でも僕自身は田舎者なのでそういう生活は背伸びしている感があるし、一方でちょっとヒッピーみたいな生活にも憧れているし。これはファッションもそうだけど、ブルックスとかにも憧れるけど、小汚い古着が好きだし、みたいな。なんか、今更ながら自分の生き方というかスタイル選びに血迷っている感がある。

 

 

で、結局どこに引っ越したかというと、

 

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バリバリ都心のコンドミニアムです笑。

 

いやなんか、日和ったなぁ、と思いますね、ぶっちゃけ。

 

コンドミニアムってのは日本でいうマンションですね。分譲マンション。その一部屋を所有者から借りると。

家賃は1000ドル(12万くらい)で、日本基準でいえばかなりいい暮らしなんですけど、フィリーの家賃の最近の値上がりは半端ではないので、都心でそこそこ広いスタジオ(ワンルーム)でこれはかなりラッキーだと思う。郊外でも900とか普通だし、都心だと1500とかザラですからねぇ。

アメリカは最短の契約が1年ていうところが多いんだけど、プラス50ドルのチャージでshort time leaseを認めてもらえたのもラッキーでした。

 

いやしかし、引っ越してよかった。本当に。前の寮もmonthly contractだったので一ヶ月960ドルもしたし、今度の部屋は2,3倍は広いですからね。

そして、都心に住んでるおかげで、「フィラデルフィアに住んでる」感を存分に味わうことができる。3年前アメリカの田舎に留学してた時から憧れていた、「アメリカ暮らし」が叶ったなと。

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そして、美しいシティホールを毎日2回見れるのも気分が良いです。この写真の景色まで徒歩2分くらい。たまに見るのと毎日見るのでは全く気分が違う。この美しい建築が自分の生活の一部になったという満足感がある。

くだらないかもだけど、ぺんぎんは田舎で育ったのでこういうところに憧れます。

 

長期にわたる家探しのおかげで、アメリカの住宅事情とフィリーのエリア事情にやたら詳しくなりました。改めてブログでまとめたいなと思います。

あと、フィリーにある3つのユースホステル(そして多分これでフィリーのホステル全てだと思う)に滞在したので、それについてのレポートも書きたいと思います。3つもとも良いホステルでしたが、それぞれ特徴があるので。you can just call me a master of youth hostels in philly.

 

…上に「ベッドがあればオーケー」と書いたけど、まだベッド買ってないので友達に借りたエアマット(空気を入れて膨らませるやつ)で寝ています笑。まぁ、床で寝るよりはマシだということで…。

 

 

 

超今更ながら、サンクスギビングデーとブラックフライデーの思い出

めっっっっっっっっちゃ今更ですが、先月11月26日木曜日はサンクスギビングデーでした。

未だにどういう祝日かよくわかってないのですが、気になる人はwikiをみてください(丸投げ)。

さて、サンクスギビングで学校は木金土日と4連休になります。学生によっては水曜あたりからサボって5連休にしてる奴も多い(アメリカってこうやって連休伸ばす学生がやたら多い気がする)。

学生はどうするかというと、アメリカ人の場合は大体実家に帰ります。まぁ日本のお盆みたいなもんですもんね。

で、実家がアメリカにない留学生はどうするかというと、まぁ旅行する人が多い。次はアメリカ人の知り合いに招かれてホームパーティ。そうでもなければ留学生同士でホームパーティ。

でぺんぎんはどうしていたかというと、勉強してました。ツラい…。まぁ、ファイナル一ヶ月前切ってる時期ですからね。そして前の週はボスキャリ準備で勉強してなかったし。なんでこんな時に連休ぶち込むんだよ、と正直思った。この前ハロウィーンあったばっかですやん、と。

で、どこで勉強するかというと、学校は閉まってるんですね。じゃあスタバでも行くかと思うと、スタバも結構閉まってる店舗があったりする。開いてても5時に閉まったり。ていうか、少なくともユニバーシティシティは、街自体が死んでる。まぁ学生はみんな実家に帰ってるわけだからね。

じゃあ家でやればいいじゃんお前、ということになるが、その時僕はまだ家がありませんでした笑。ボストン行く時にLLMの友達の家に荷物を置かせてもらって、そして帰ってきてそのままその友達の家に泊まっていた。いやはや、ホームレスはマジでツラかった。

なんか、アメリカってほんと休む時は休むっていう姿勢がしっかりしてるんですよね。だからこういう休みの日に何もすることがなかったりする敗北感というか、寂しさみたいなのは日本の比ではないです。

じゃあお前も旅行すればよかったじゃん?と思うじゃないですか。でもその先週ボストンに4日間も行ってたばかりなわけで、どちらかというと休みたかったし、金が尽きていた。

 

というわけで、何だか苦い思い出になったのがサンクスギビングデーであった。

唯一の思い出といえば、サンクスギビングデー前日に友達と映画を観に行ったこと。スペクターですね、007の。僕は考えてみれば007をちゃんと観るのは初めてだったし、僕の中ではまだボンドはピアースブロスナンだったので、「今はこの人がボンドなんだ…」と思ったけど、ダニエルクレイグってこれで3作目なのね。完全に時代に取り残されている。

あとは友達と家でロッキー2を観た。これ、僕は実は6まで全部観てないんですけど、よくこのワンパターンで6まで続くな!!?!?と思った。

そういえば、先日ロッキーの続編ともいうべき映画Creedが公開されましたね。まだ観に行けてない…。

 

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ブラックフライデーはこちらに来て初めて知ったが、サンクスギビング翌日の金曜日の大セールを言う。街に行けば50%OFFとかは当たり前。買い物好きにはたまらない日である。

僕も冬物をまだあんまり買ってなかったので色々買い物したかったのだが、前述の通り金がなくろくに買い物できず…。唯一買ったのはこちらに来て好きになったJack Willsというブランドの小物。全部40%OFFだったのでつい買ってしまった。

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ちなみに、翌週の月曜はサイバーマンデーと言われる。ブラックフライデーでの売れ残りがオンラインで帰るというもの。友達はこれでニューヨークの高級ホテルを70%OFFとかで予約していた。いやはや賢い。

 

というわけで、超今更な投稿でした。

MPRE、なんとか合格

さて、MPREの試験ですが…、

 

pennguin.hateblo.jp

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先日結果が出まして、無事合格してました。いや、マジでホッとしました笑

 

とはいえ、あまり手放しで喜べないのも事実。

というのも、実はMPREの合格点は受験する州ごとによって違います。一番低くて75、一番高くてカリフォルニアの86。そして、NYはその次に高い85

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wikiより)

 

そして僕の点数はというと、

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すれすれの86笑

まぁ、MPREは受かりさえすれば何点でもいいので、友達と話してると、「お前最小の努力で合格して一番コスパいいじゃん」とかは言われますが、肝が冷えます。不思議と同じように86点で合格してる奴が多いです。

一方で、驚異の120点越えをしている方もいたりして、本番の司法試験を思うと身が引き締まる思いでもあります。

一応合格してみての振り返りですが、結構落ちてる人もいます。これはLLM、JD問わず。なのでやはり舐めないできちんと勉強するべきです。内容は当然勉強しなきゃわかんないですし、速読に慣れる必要もあります。一方で、勉強した人はそれに比例して高い点数を叩き出しています。そういう意味では、勉強すればまぁ合格できる試験です。

僕はプラクティステストを2回しか解けなかったと書きましたが、高得点の人はやはり4回解いてました。そういうわけで、安全に合格したいならばプラクティステストを4回分解いて復習することを勧めます。基本的には、アウトラインをベタ読みするよりプラクティステストをいきなり解いちゃう勉強法で正しかったと思います。

そういえば、ペンのLLM生は半分以上は11月の試験を受ける印象でしたが、Professional responsibilityの学校の科目自体が春学期にあるからだとかで、3月受験が多い学校も多いらしい。学校によって慣習みたいのがあるのかな。

ということで、合格報告でした。

 

 

Fall Semesterがおわって。日記的なもの。

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さて、しばらく更新してませんでした。ぺんぎんです。

いやー、、、なにはともあれ、秋学期を無事乗り切ることができました。まぁ、単位が来るまでは乗り切ったとは言えないのかもだけど…

秋学期は、正直しんどかったです。留学は二回目とはいえやはり今回はプレッシャーがすごいし、英語力の無さを日々痛感し、授業や教科書の難しさに日々へこみ。

正直言って、授業には全然ついていけなかった。それに加え、まぁ留学生なら誰もが通る道だろうけど、若干人生に悩み出したりして、集中できなかったり…。

なんというかね、まぁ、色々な人に接して、色々な新しい世界を見て、今までの自分を省みて、とそういう時間を持てるのは留学の魅力の一つだと思う。まさに「視野を広げる」というか。でも、こうしてロースクールという専門教育機関に来て、そして司法試験という目標を設定してやっている以上、もっと一心不乱に集中する時間をとるべきだったなと反省している。今は迷う時間ではなく目の前のことにかじりつく時間なのだと。

なんだろう、前もそうだったけど、留学に対する過度な期待と過度な気合いがある。だから、「何かしなきゃ」という意識、というかもはや強迫観念、がすごい。そしてそれは勉強についてもそうだけど、「今しかできないこと、ここでしかできないこと」みたいなもの。勉強ももちろんその一つなんだけど、結局勉強ってどこでもできるしな、とか思ってしまう。じゃあここでしかできないことってなんだ?そう問われると、よくわからない。

てかそもそも、アメリカで法律を勉強する意味ってなんだろう?法律ってなんだろう?入ってはいけない闇の世界に片足をつっこみそうになってしまった秋学期であった。

なんだろうね、アメリカでの目標の一つはこういう悩む性格を脱してもっとアメリカ的になることだったんですけどね。って、こういう姿勢が良くないのかも。別に海外に来た所で自分が変わるわけでもないし

 

さて、ここ最近は色々とありまして、

  • ファイナル4科目しんどい
  • ついに引っ越す。悩んだおかげでアメリカ家事情とフィリーのエリアに精通
  • 冬に3週間南米に行くことに
  • フィリーのクリスマスめっちゃいい
  • MPREなんとか合格
  • 白い巨塔やっぱやばい
  • ペン厳しすぎでしょ

 

などなど、色々あったし、色々思うところがあった。南米行くまでは暇なのでこのあたりのことを書いていきたいと思います。

とりあえずみなさん、Happy Holiday and Happy Winter Break!

 

ボスキャリに参加してみて

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更新が滞ってました、ぺんぎんです。

なぜ更新してなかったかというと、いまだに家探しをしてるのもあるが、ボスキャリに参加してバタバタしてたから。

 

ボスキャリことボストンキャリアフォーラム(BCF)とはこちらにいる日本人には有名な就活イベント。例年11月の終わりの週末に開かれ、多くの日本企業が来る。一気に説明会に参加して集中的に面接ができたり、ありがたいイベント。

ぺんぎんは弁護士志望だし、今回は法律事務所は来ていないのでなぜ参加?と思われたと思う。

参加した理由は

①視野を広げるためにいろいろな業界をみてみたい

②若干進路に悩み気味

③ボストンに行く理由がほしい

④せっかくそこそこ近いフィリーにいるし

という感じで、お試しな感じが強い。

存在は前から知ってたが、わざわざ行くのもなぁとか思って、結局参加を決めたときは1週間前を切っていた。慌てて宿とバスをとって、レジュメの準備をした。

 

説明会参加をメインにしながら一応アプライもしたが、結論から言うとなかなか厳しい結果だった。以下に僕が考えるその理由を書いていく。僕に特有のものもあるけど、汎用性のあるものもあると思うので、参考にしていただければ幸いです。

 

反省点

1.事前応募をしなかった

ボスキャリにおけるアプライは、①事前応募②ウォークインとに分かれている。

①事前応募とは、事前にサイトを通じて企業にレジュメ(履歴書)を提出し、必要に応じてウェブテストや適性検査を受けたりあるいはスカイプ面接をしたりして、最後にボストンで面接しましょう、というもの。

②ウォークインとは、事前に応募はせず、アポなしで会場の企業のブースに行き、レジュメを提出することを言う。運が良ければその場で簡単な面接をしてくれるし、そうじゃない場合はレジュメを見てもらい、それが通ったら面接の予約、という流れになる。

当然だが、事前応募のほうが通りやすい。企業からすれば事前に応募してくれる学生のほうが志望度ややる気が高いと推定できるし、事前に時間をかけてレジュメを精査できるほか、ウェブテストのふるいわけも行うことができる。

一方のウォークインは大量に提出されるレジュメをその場で見るわけで、事前に予定されている面接の枠も少なく、倍率は相当のものになる。

僕は上述のように事前応募はしなかった(もうすでに終わってた)のでウォークインにかけたわけだ。

 

2.難しい企業にしか出さなかった

どうせ仮に就職に切り替えるとしてもいい企業以外は嫌(これをいわゆる大手病というのか)だったので、業界トップ企業とかにしか出さなかった。言い方は悪いけど、練習も兼ねてもう少し下に出せばよかったのかも。

 

3.志望動機をほとんど書かなかった

事前に出すと決めていた企業以外には志望動機を書かなかった。「どうせウォークインで大量のレジュメを捌くなら、みんな同じようなことしか書かない志望動機なんて関係ないでしょ」と思ったが、やはり個人の熱意を知れる志望動機は重要なのかも

 

4.企業研究、自己分析が甘かった

僕は就活はほとんど初だし、今回の準備期間もほとんどなかったので、業界研究や企業研究はネットで得られる情報でサッとやっただけだった。

これはすごく重要なことなのだが、ボスキャリに来てる学生は僕も含めて準備不足の学生が多いと思う。まず時期的にミッドタームとかぶっているということが一つ。そして、アメリカでは日本の就活情報が手に入れにくいということが決定的。就活本とかは手に入らないし、OB訪問も困難。勢い、情報源はネットがメインになってしまう。

交換留学生はともかく、こちらの大学に進学している人はとりわけ厳しいと思う。情報へのアクセスもそうだし、日本の就活の慣習も知りづらい。

そういうわけで、参加を決めている場合は日本にいるうちから準備をしておくといいと思う。

 

5.レジュメがアメリカ的すぎた

あとで友達のレジュメを見せてもらってわかったが、どうやら僕の日本語レジュメ(履歴書)はアメリカ的すぎた模様。アメリカのレジュメは、主に学業や職歴(インターンなど)で、何を学んで何をやったかという事実が重要となる。それに比べて日本の履歴書は「経験から何を得たか、どういう人間か」というより人間の感情にフォーカスを置いたことが問われる気がする。

僕のレジュメは学んだことやったことを書き連ねている感じで、「で、君は何をしたいの」という感じがする気もした。あとから気付いてもどうしようもないんだけどね笑

 

6.法律押しすぎた

レジュメに関してもう一ついうと、僕は学歴欄でも経歴欄(法律事務所でのインターン)でも、法律面を押しまくった。その結果、「法律やりたいなら弁護士になってね」「法務部の採用は今回ないから」ということで弾かれたのでは、と思う。

どうせ出すなら、「法律の勉強を通して論理的な力を得ました」とかそういうことを書くべきだった模様。

 

7.17卒・交換留学

僕は17卒なのだが、16卒しかとっていない企業が多い。また、17卒も受け入れている企業としてもやはり優先的に取るのは16卒だろうと思う。入社までに時間があれば心変わりされる可能性も高いから。

また、僕は一応こっちの正規過程の学生だが、同時に交換留学生でもあるため、「17年5月までに海外大学・院を卒業する方」というのに応募しようとしたら断られたということがある。文言通りに解釈すれば僕はこれにあてはまるのだが、確かに海外大院は16年に卒業(修了)してしまうわけで、立場的には交換留学生のほうが近いというのもうなずける。

 

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総括とアドバイ

まぁ、事前応募をしなかったのが一番悪いのだけど、正直、アイビーリーグの学校に行ってて、TOEICTOEFLの点数も高くてかつ珍しいロースクール生ともなれば書類くらいは通るのではないかな、と思ってた。ので、若干ショックな結果ではある。

もっとも、僕のこういう驕ったスタンスやそういう性格に根本的な問題があるようにも思うが……笑。

 

というわけで、言い方は悪いが、学歴や英語力があんまりでも、しっかり準備をして熱意を伝えることができれば(そのほうが)チャンスはあるということは言えると思う。だいたい、普通の日本人なんてアメリカの大学とかハーバードとスタンフォードくらいしか知らない気がするし。

ということで、来年参加される方にアドバイをするならば、とにかく事前の情報収集と準備に尽きる。準備不足の学生が多い中でそこさえきっちりできればかなりの差がつくと思う。できることなら日本にいるうちに企業研究やOB訪問を済ませておくべき。また、こちらに進学している学生は、雰囲気を知るためにも、2年生などの段階で参加して説明会などに参加しておくといいと思う。あの大勢の日本人の集団の中に入るだけで精神的に参るので笑。

あとは、日本の就活の方式に合わせること、だと思う。少なくとも海外の大学に来る学生は日本の現状などに不満があってのことだろうし、海外から日本を見ればその問題点はより鮮明になるはず。もちろん、日本の歪んだ就活事情にも疑問を持つことだと思う。

でも、日本で働く気で日本の就活をするならば、文句を言っても仕方がない。現状そう回っている以上は、文句を言ったところで負け惜しみにしかすぎないわけで、それに合わせるのが賢明というものだ。…と、アメリカ式レジュメを書いといた僕が言うのもなんなのだけど笑、反省も込めてこういうアドバイスが出てきたので、参考にして欲しいと思う。

 

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感想的なもの

とまぁ、いろいろ反省点が多かったのだけど、色々な業界を知るという目的は果たしたし、自分の未熟な点もわかったので、結果的には行ってよかったなと思う。

3日間しんどかったけど、大学やバイトの後輩にバッタリ会えたりという楽しさもあった。日本でしか会ってなかった友達とボストンで再会するってなんかいい。まぁ、ボストンの中の擬似日本なわけだけども、、、

あと、twitterの友達と会って話したり。オフ会ですね。オフ会、日本にいた時は結構してたけどこっちでは当然あまりできてない。文字でしか知らない人と会うって好きなんだけどね。

 

あと、宿はユースホステルだったのでそこに泊まった人たちとの交流も多かった。

面白いのはね、みんな経歴が違うということ。日本の大学を出てイギリスの院に進学した人、日本の大学を辞めてイギリスの大学に行った人、日本の大学を出てこっちで働いてる人、カナダの大学に進学した人、外国人だけど日本で勉強してて日本語ペラペラの人……など。日本で知り合う均質的な学生と違って、キャラが濃い人が多くて、こういう人たちと知り合えたのも収穫の一つ。

 

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ついに行ってきました。

ところで、ボスキャリ行きを決めた理由の一つに「③ボストンに行く理由がほしい」と書いたけど、それは何でしょう?

それはもちろん、冒頭のラーメン!!!!

いやー、行ってきました二郎系。

 

pennguin.hateblo.jp

 前に二郎食べたいと言ってたけど、探したところボストンにインスパイアがあったんですね。その名もYume Wo Katare

www.yumewokatare.com

京都にあるお店の支店ということ。

いや、あのね、マーーーージでうまかったです。ほんと。限りなく二郎に近い。あの変な汗が大量に出る感じ。あの肉、ニンニク、濃いスープ。

 

……すでに恋しい…。フィラデルフィアにあったらまじで週5で通うと思う。

 

ボストンに行った際はぜひ。

 

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観光など

時間がなくて観光はあまりできなかったけど、3年ぶりにボストンの街を歩いて、当時の記憶が徐々に戻ってきて、まるで記憶喪失が治っていくような?なんともいえない感覚を味わって。

美術館で印象派を見て、

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それにしても、モネとかカサットとかサージェントとか、まじでここの印象派コレクションはすごい…。

 

それからハーバードロースクールを見学して

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おしゃれなノースエンドを歩いて、クインシーマーケットで一足早いクリスマスムードになって(一人でだけど…)

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それからロブスターも食べて、とまぁまぁ楽しめました(というか、なんだかんだ堪能してる?笑)。

ボストンはほんと都会ですよねぇ。フィラデルフィアとどうしてこんなに差がついた!?!?やっぱ港町だからかな…。都会と古都が共存して品があって。また来たいもんです。