ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

MPRE受験体験記

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さて、昨日はMPREを受験してきました。いやぁ、しんどかったです……。

今後受験する人のためにも、当日の様子を記しておきます

集合時刻(Reporting Time)は8:30。Reporting Timeとはどこかで聞いた言葉だ、TOEFLですね。No Late Arrival Permittedと書いてあったが、まぁ多少遅れても平気だろうと思っていたら案の定寝坊。8時頃家を出る。

持ち物の規約が恐ろしく厳しく、バッグなどは一切持ち込み禁止。許されているのは1ガロンまでのジップロックのみ。その中に

①写真を貼った受験票

②ID(パスポート)

③鉛筆と消しゴム

と財布を入れていく。特に電子機器にはうるさいので、携帯は家に置いていく。

僕は上のものに加え、電車で勉強したかったので、バーブリのレジュメも持ってった(ただ、一応注意されると嫌なので会場に着く前に捨てた)。それと、グーグルマップを印刷したものも。携帯で見れないですからね。地図を印刷して持参するなど、何年ぶりだっただろうか…。

Market Line、Broad Lineと乗り継いで、8時半過ぎに試験会場であるテンプル大学の最寄駅に到着。すると同じようにジップロックを持ってる受験生と会って、一緒に会場まで行くことに。彼女は昨年テンプルLLMにいたベラルーシの人だったが、「ロースクールとは全然違うところにあるから場所わかんないの」と言っていた。僕に会わなかったらどうするつもりだったのだろうか…。

会場に到着した時にはすでに9時近かったと思うが、教室の前に列ができていた。さすがアメリカ、皆遅刻する笑。ともかく試験を受けれて一安心…。

 

教室に入る時、先日法律事務所で行われたPhiladelphia Bar Associationのレセプションで知り合ったテンプルLLMの日本人の方とばったりお会いする。そしてそのまま偶然試験の席も隣だった。

試験監督はかなり厳しく、その日本人の方がホワイトボードを見るべくちょっと立ち上がると、"Sit down"の一言。そのあと彼がフォームの記入について僕に話しかけてきたので少し話したら、僕に向かって"No chating. This is the last warning"と強い口調で言われた。いや僕話しかけられただけでとばっちりだししかも一回目の注意でlastって……と心外だったけど、口答えすると冗談じゃなく退場させられそうだったのでじっと我慢。

そして、たまげたのが試験の席。教室に入る時利き腕を訊かれ、「なんでそんなこと聞くの?隣の人と肘が当たらないように?」と思ったが、席に行くとその理由が判明した。講堂とかによくある、引き出すタイプの簡易机なのだ。めちゃくちゃ狭い。問題用紙を回答用紙を一緒に置けない。これには参った。おまけに机が低く近いので、腰が痛くなる。

なお、これは試験会場によってはだいぶ違うみたいです。当たり外れがありますね…。

 

 

さて、肝心の試験ですが……、いやはや、正直手応えはあまりなく……。120分間、猛スピードで大量の英文を読んで頭が溶けるかと思った。

規定で内容について書くことはできませんが、やはりバーブリのテキストとは多少傾向が違ったように思います。問題文は短いけど、より悩む選択肢が多かった。自信を持って答えられた問題はかなり少なかったと思います。

時間はやはり厳しく…、って、センター試験の国語と同じように時間が少ないことは初めからわかっているのだから理由にはならないのですが、ともかく厳しく、結果的に「選択肢だけ読んで回答する」というのを結構やってしまった。しかしというか、それだけで分かる問題もやはり多く、一応は60問全てを解ききることができました。

かなり勉強した人でもあまり感触は良くなかったようで、そうですね……、受かったどうかは微妙なラインだと思います。

もっと対策でできることはあったけども、あの問題の感じを見ると、対策をかなりしたとしても確実に合格するのは結構難しいかも、と思いました。まぁただ、別に全問正解が求められているわけではないので、そこそこできていればいいのでしょうけども。

 

ちなみに僕のした対策は、

①テキストのサンプルテスト1を解く

バーブリの講義に出席

③テキストの簡易レジュメを読む

④テキストのレビュー問題を解く

⑤テキストのサンプルテスト2を解く(適宜、テキストのレジュメを読む)

⑥最後に、今まで間違った問題とバーブリの講義レジュメを復習

という感じです。サンプルテストを4つ全てできなかったのが残念なところですね。テキストも通読はできませんでした。

基本的には、論点は決まっているので、「問題を解く→間違った部分をテキストなどで確認」という勉強法が効率的だとは思います。テキストをベタ読みしても頭に入らないです。

まぁ、仮に落ちていたら不合格体験記ということで。

 

試験後、隣の日本人の人にテンプルのロースクールを案内してもらい、その後学食に連れてってもらう。学食がペンより全然安くて驚いた。金持ち向け私立と州立大の違いを見た…。学生もよりイケイケなのが多かった気がする。

テンプルは広いですね。ただ周りはすぐ住宅地で、そこまでいい環境ではないなと。帰りにシティホールまでバスで帰ったけど、あのへんの景色のさびれた感じはたまらない。

 

さて、ファイナルまでそろそろ1ヶ月。こっちの勉強も開始しなければな…その前に家を探さなきゃなんですけどね笑。