ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

MPRE受験を控えて

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さて、明日はMPREの試験である。

MPREとはMultistate Professional Responsibility Examinationの略で、日本語だと「全州統一法曹倫理試験」ということになる。

アメリカの司法試験受験には、ウォーターゲート事件を理由?にして法曹倫理の単位取得が必須となっている。そして、MPRE合格は弁護士登録の必須要件となっている。MPREは年に3回(3月、7月、11月)あり、また必ずしも司法試験受験までに受ける必要はなく、司法試験合格から3年以内に合格すればよいことになっている。

そんなわけで、次回の3月とか司法試験後とかに受ける人もちらほらいるが、万一落ちたことを考えて、そして厄介ごとは早めに終わらせてしまおうという考えで、多くのロースクール生がこの11月の試験を受ける。僕もそうした。

 

さて……、試験は60問の択一問題を120分で解くというもの。

内容は基本的な弁護士・裁判官などの倫理(例:利益相反、弁護士秘匿特権、秘密保持義務など)を問うもの。弁護士秘匿特権などアメリカ独自の分野もあり多少混乱はするが、ある程度常識で解けるし、日本の法曹倫理と共通点も多いし、そこまで難しくはない。ノー勉でも合格点に近い点数は取れる。

しかし、一つ一つの問題文が以上に長く(きちんとした事例問題になっている)、1問2分という時間制限は非ネイティブにとってはなかなかしんどい。きちんと問題文を読んで理解してやっとスタート地点なわけだが、そこまでで既に疲れる笑。

ただ、チラッと見た他のブログにも書いてある通り、論点は決まっているので、選択肢だけを見れば答えが確定する問題もたまにある(この選択肢は答えとしての理由には絶対になりえない、など)。

なので、選択肢を先に見て、そこで答えがわかれば次に行く、わからない系の問題ならば問題文をきちんと読む、という方法を取っている。選択肢を先に見るのは試験における解答方法の基本ですね。TOEFLもそうですけど。

 

ぺんぎんは先日のGlobal Forumのペーパー(国際法なので、竹島問題をテーマに領土問題の解決策について書いた)に時間を取られ、多少勉強開始が遅れたが、まぁそこそこ対策はできたと思う。

……難しくはない試験だが、「受かって当たり前」な空気が怖い。落ちたらまた3月に受ければいいので肩の力を抜きたいが、やはり是非一発で受かりたいものです。

試験会場は街の北側にあるテンプル大学。初めて行くので終わったらフラフラしてこようと思う。

受験体験記、勉強方法などについては改めて書きたいと思います。