日本よ、これが「本場」アメリカのハロウィーンだ
だいぶ旬を過ぎたが、「本場」アメリカのハロウィーンについてのレポを書きたい。
31日夕方の段階では日本のハロウィンは終わっており、twitterやFBは友人や知らない人たちのコスプレ写真で溢れていた。
ちなみに、僕のロースクールの友人はみんなで五郎丸をやり(僕は日本の事情に疎くて写真を見るまで五郎丸って誰?という感じだった)、アッコにおまかせでその写真が取り上げられたとのことだ。
やはり旬のコスプレは話題性が高い。
そして、去年もあったが、ハロウィン批判である。
- 「ゴミを散らかすな」←わかる
- 「単純に迷惑」←わかる…が、まぁ特別な日くらいいいのでは?
- 「本場アメリカはこうじゃない!ハロウィンは子供のためのイベント!!」←ほんとか?
ということで、本場のハロウィーンがいかなるものかを検証してきた。
先日、泊まっていたユースホステルでPhiladelphia Haunted Tourというのに参加したのだが(オールドシティ近くのいわくつきの家や墓地を回るツアー)、その時のガイドが、「アメリカの伝統的ハロウィーンを味わいたいなら、6時〜9時くらいにここらへんに来るといいよ」と言ったので、それに従った。
だいたい2nd Spruceとかそのあたり。いかにもNice Neighborhoodといった住宅街
ユースで仲良くなったエジプト人医師とともに出陣。
飾り付けられた家
子供達。なんというか、想像通りのハロウィーン
(ブレブレですみません)
その名もAmerican Street
兄弟。写真を撮らせてもらった。
ふむ。ここまでは想像通りのトラディショナルなアメリカのハロウィーンである。
それから、先輩にもらったぺんぎんの衣装をきて、押す銀ことピアノ弾きの少女とともに、街の中心部の方へ。
2nd Street交差点
リッテンハウス近くのクラブ前
街の中心を南北に貫くBroad Street付近
コンビニ
………
…………
日本と一緒じゃん?????
いやむしろ、日本の下位互換?????
東京と比べるならNYじゃないとダメだと思うが、少なくともフィリーは東京の下位互換という感じだ…。勢いが足りない…
フィラデルフィアンが六本木か渋谷のハロウィンに行ったら、「なんだこれ…楽しすぎる…」となることを請け合いなのではないだろうか。
知り合ったアメリカ人が「大人は子供を連れてTrick or Treatやって、子供を寝かしつけたらパーティに行くのさ」と行ってたが、どうやらそれが正しいようだ。子供がいる場合は近所のお祭り的な感じで集まるが、結局大人は家で飲み会をしている。
そして、子供のいない若者にとってはあくまで仮装イベントである。向かう先はクラブだ。
ただ、日本と違うのは、純粋に人口的な問題だと思うけど、街に人が溢れかえるということにはならないということ。そういう意味では、迷惑さはだいぶ小さいのは事実。
というわけで、「本場アメリカはこんなんじゃない!」という批判はまったく当たらないな、と思うわけでした。来年の日本のハロウィンが早くも楽しみである。