米国F1ビザ申請手続き

ようやく、ビザ面接までこぎつけました。

米国ビザの取得についてはわかりやすいサイトがたくさんありますが、簡単な流れとしては、以下の5つの過程を踏むことになります。

1 I-20取得
2 SEVIS費支払い
3 DS-160フォーム入力
4 面接予約・ビザ申請料金支払い
5 面接


終わってみればあっという間だった気がしますが、やってるときは結構大変に感じます。



1 I-20取得
入学許可証(在留資格証明書)です。渡航の際にも必要なめちゃくちゃ大事なものです。
いつ来るかは学校によってだいぶ違います。ペンは比較的手続きが早く、4月15日の段階で到着しました。もっとも、銀行の残高証明書の準備等に手間取り、I-20取得サイトであるiPennのフォーム入力に比較的時間がかかったので、サッとできればもっと早く取得できていたのかもしれません。

先輩によればミシガンは4月30日に来たとのこと。コーネルは例年遅いようです(友達が常に焦ってる)

なお、iPennのフォーム入力に際しては、
①パスポート(過去の米国ビザ含む)
②銀行の残高証明書
③Financial Cover Sheet(Penn Law所定)
をPDFで添付する必要がありました。

銀行の残高証明書というのは、留学にかかる費用がちゃんと口座に入っていることを証明するものです。通帳と印鑑を持って銀行窓口で申請すれば数日で作ってくれます。
僕の場合は学費がかからないので、Estimated Living Expensesとして300万円ほどが必要でした。
親の口座だと別に書類が必要で面倒かなと思ったので、親に金を借りて僕の口座に入れました。見せ金にすぎないので、用意できなければ借りる等して対応しても問題ありません。


2 SEVIS費支払い
留学生管理費用?らしい。ネットでカード決済。2万円。高い…。


3 DS-160フォーム入力
これが長いですね。面倒です。ひたすらネットで質問に答えます。

後半の「あなたはアメリカでテロをするつもりがありますか?」とかの質問は笑っちゃいますが(テロリストがYESと答えるか???)、まぁ制裁の予告のもとにこういう質問をしとくのはのちのち役に立つのでしょう。このへんはひたすらNOで大丈夫です。

この入力作業を業者がやってくれる代行サービスもありますが、どうなんでしょうね。留学するならばこれくらいは自分でやるべきかなと思います。これも含めて留学の一つの勉強かなと思いますし。

なお、大使館の公式動画が入力法につきわかりやすく解説してくれてますので、必見です。前回の時はこれが無かったのか、単に見つからなかったのか、もっと苦労した覚えがあります。



入力の際に「はて?」となる箇所も多いですが、この動画でわりとカバーされています。

なお、フォームが全部英語か…と思うとめんどいですが、動画にもあるように、日本語に変更ができます(カーソルを合わせると訳が表示される)。僕は前回の時はこれすら気付かなかった気がします……。

また、入力の際は写真のアップロードが必要です。証明写真をスキャンするのがいいと思いますが、僕は証明写真をiPhoneで撮影したのを使いました(若干画像が粗いが、一応Requirementsは満たした模様)。
また、白い壁をバックにカメラで撮るのでも大丈夫です(ただし、影が入らないようにすることが必要)。


4 面接予約・ビザ申請料金支払い
DS-160の入力が終わると、いよいよ面接の予約です。

ここでも新たに面接予約サイトでアカウントを作って、必要事項を入力しなければなりません。
そして、後半の方でビザ申請料金($160=2万円)を支払います。これはどうやらビザ申請にかかる手数料という建前であり、上記のSEVIS費とは別物です(金額も同じなのでややこしい)。

予約ですが、時期が4月ということもありかなり空いてました。なお、土日はやっておらず、時間帯も午前9時や10時のみです。社会人や高校生は休みを取らないと行けないですね。

僕は以前3月終わりからの留学だったのですが、もたもたしていたせいで予約がとれず、電話で緊急面接予約というのをするハメになりました。早め早めの準備が大事ですね。
もっとも、こうした緊急面接予約もあるし、I-20が届かなくても渡航日が迫っていればI-20無しで対応してくれる等、意外と柔軟です。ヤバいと思ったらとりあえず問い合わせてみるといいと思います。


5 面接
いよいよ面接ですね。といってもたいしたものじゃありません。銀行の窓口みたいなかんじのところで多少言葉をやり取りする程度です。
これについては実際に終わってから詳しく書きたいと思います。明日の予定です。


何か質問等ありましたら聞いてくだされば幸いです。