さて、今回はカナダ旅行の写真日記的な。
3年前にアメリカを旅行した時はグレイハウンドを主に使ったが、今はメガバスが優勢らしい。トロントまでは早めにチケットを買えば往復で110ドル程度となかなか安い。
金曜が休講だったので、木曜の夜10時頃30th street stationの近くのバス停へ。バスに乗り込む。途中SAで休憩しながら、明け方くらいに国境のErie(それともアメリカのバッファロー)という街に着く。一度バスを下ろされ、イミグレを通る。
「あぁそっかイミグレはあるのか」と思った。考えたら別の国なので当たり前なのだが、前回も書いたように、公用語が同じということもあり、ほとんど同じ国の感覚だったからである。EUの国間ではパスポートを見せただけでよかったということもある。
1日目(トロント①)
そして、朝10時頃トロントのバスターミナルに到着。およそ12時間の旅だった。夜行バスはしんどいけど、これくらい長いほうがぐっすり寝れるのでかえって助かる。
今回招待してくれたトロント近くの街に住んでいるカナダ人の友達、そしてコーネルロースクールに留学中の日本の友達と落ち合う。二人とも元気そうでよかった。そしてレンタカーを借りに空港へ行く。
なぜ空港まで行くかと言えば、そっちのほうが安いから、ということだったが、行ってみるとネットの値段とだいぶ違い、結局別のところで借りた。まぁ、外国あるあるですな…。
そして、飯を食ってからトロントへ戻る。
高層ビルが立ち並ぶ大都会。北米ではNY、LA、シカゴに次ぐ第4の都市なんですよねぇ。
街の周辺にこの手のタワマンが山のようにあった。住みやすい街で高順位のトロントだけに、この辺に住むのはステータスなんでしょうな。
映画の撮影地としても有名な市庁舎。独特の形。
いい感じの建物。
TORONTOのモニュメントがあり、撮影ポイントになってる。アムステルダムにもこんなのがありましたねぇ。
そして夜はプーティーンを食べに行く。
一番有名らしいチェーン店
Snack, Meal, Deluxeとサイズが選べる。
Snackにしたが、当然というかかなりの量だった。
プーティーンというのはポテトの上にグレービーソースとチーズカード(モッツァレラチーズのかけらみたいなやつ)が大量に入ったカナダを代表するファーストフードである。味が濃くて美味しい。
ただ、ポテトだけでも脂っこいわけだが、そこにグレイビーソースがかかるわけで、かなりしつこい笑。アメリカの食生活に慣れてきたぺんぎんでも当然のように胃もたれしてしまった…。
日本ではベッカーズというカフェで食べられます。ぺんぎんは高校生の時好きだった平野綾が好物だということでわざわざ吉祥寺まで食べに行った覚えがあります…。みんなも食べてみよう。
それから郊外の友達の家へ。爆睡。
2日目①(エローラ・ゴージ保護地区、ナイアガラオンザレイク)
元々はアルゴンキン州立公園に泊まりで行くつもりだったが、寒すぎるため断念。「でもやっぱカナダの自然見たいよねー」ということで、わりと近くのエローラ・ゴージ保護地区というところに行くことに。
延々と続く自然、自然、自然。本当に綺麗だった。アメリカの荒涼とした厳しい感じとは違って、牧歌的であたたかい、そんな感じ。
保護地区の近くのエローラという街は軽井沢のような保養地になっており、なかなかいい雰囲気だった。
かわいい街並み。
そして、保護地区へ。軽いハイキング。
自然いいですねー!もう少し暖かかったらカヤックとかチュービング(タイヤのチューブに乗って川を降るやつ)とかしたかったのですが。
そして、コストコで昼食。なぜコストコかと言えば、こんなカナダ的料理が安く食べられるからである。
ホットドッグは1.5ドルお買い得。そしてまたプーティーン笑。予想よりデカかったので、大半を夜食に残した。
それから、ナイアガラフォールズ(こういう名前の街があると知った時は驚いた)に行く前に、ナイアガラオンザレイクという街に寄る。
ここも保養地であるとともに、ワイナリーとして有名。カナダのワインと言えば、アイスワインである。これは氷結したブドウから取れる甘いデザートワインの一種で、量がちょっとしか採れないから希少なものになる。確か、ドイツかチェコかなんかで飲んだような気もする。
友達オススメのこちらに。
アイスワインは7ドルで2種類を試飲できる。こんなきちんとしたワインの試飲(テイスティング)はナパに行った時以来。ぺんぎんは酒はもっぱらビールとウイスキーくらいしか飲まず、ワインはまぁその次に飲むかな、というくらい。正直味の違いはよくわからない。
そんなバカ舌でもわかるほど、アイスワインは美味しい。
なんというか、超うまい。甘くて、濃厚で、砂糖を煮詰めたような感じだが、自然な甘み。口に入れた途端香りがブワッと口に広がり、ブドウそのものな味がする。
お土産に買ってきたので食後や食前にちょっぴり嗜んでおります。これが日常的に飲めたら幸せなんだけどなぁ。
長くなったので続きは次回。いよいよナイアガラの滝へ。