ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

(改めて)ペンを志望した10の理由と実際

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「なんでペンにしたの?」とは、日本の友達にも、こっちで知り合った友達にも訊かれる質問。そこで、今回は今更ながら僕がペンを志望した理由をざっくり。

あと、実際に1ヶ月過ごしてみてどうか、てのもそれぞれ書きたいと思います。

 

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アイビーリーグへの憧れ

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アイビーリーグとは、散々書いているが、アメリカ東海岸の私立大学8校連合のことをいう。

僕は元々ミーハーで、「世界最高の大学と言えばオックスブリッジとアイビーリーグ」と聞いていたし、オックスフォード、ハーバード、コロンビアを訪れる等、なんとなく憧れていた。実際は、アイビーリーグは別に早慶上智みたいに学校のレベルで作られた概念ではなく、それよりいい学校もあったりする。でも下らないかもしれないが「ブランド」に惹かれた。

だいたい、「アメリカ最古の8大学連合」とか厨二心くすぐられてかっこいいじゃないですか……!それぞれ個性が立ってて。ハリポタの寮みたいな。ジャンプマンガで言えば、ワンピースの七武海、ソーマの十傑、黒子のキセキの世代的なね

  • 実際:「アイビーリーガーだぜ」というのは中々気分がいいし、やはりブランド力があるので尊敬してもらえる。ただ、若干みんな「ペンだから」より「アイビーだから」に頼ってる気がする。

 

フィラデルフィアに行ったことあった

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前も書いたが、3年前に1日だけフィラデルフィアを観光した。正直、留学するならボストンかNYのほうがいいな、とは思ったが、まぁいいところだったし、一度行ったことのある街に留学するのは安心感がある。期待はずれがないというか。

  • 実際:来た当初から懐かしく、ギャップが少ないので助かった。ただ、観光で来るのに比べると、実際住むのは不便に感じるところも多い。

 

東海岸・都会にありNYにも近い

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前回の留学先はド田舎で、勉強とパーティしかやることがなかった。勉強に集中できたという意味ではよかったが、世界から隔離されてる感じがあり、「アメリカで生活してる」という感じがしない。そこで、今回は絶対に都会にしようと思った。

また、前回はカリフォルニアで、それはそれで天気がよくて好きだったが、東海岸を旅行して、その歴史的深さ・古い建築に憧れた。是非今回は東海岸にしようと思った。

また、フィリーはNYとDCの間という交通の要衝にある。手軽に他の街にショートトリップできるのはいいなと。

ただ、「NYに近いから」としてフィリーを留学先に選ぶのは、まるで滋賀県民が、京都をディスりつつも「滋賀のいいとこは京都に近いとこ!」と言ってるとの同じようで、若干悔しい(情報源は夜ふかしなのでホントのとこはどうか知りません笑)。

  • 実際:一応都会であり、まぁ満足。ただ、結構殺風景で、あくまで地方都市という感じ。NYとDCには未だ行っていない…。

 

④ランキングが高い

アメリカは偏差値が無いからランキングが重要。「そんなもん下らない」と思うかもしれないけど、人はやはりそういうわかりやすい数字で判断するから、やはり重要だと思う。

  •  実際:僕は満足でありむしろレベル的に高すぎてついていけてない感じがあるが、「ハーバード行きゃ良かった」「コロンビア(シカゴ)に落ちた」等の声は若干ある。上には上がいる。僕からすれば贅沢な悩みだが…。

 

⑤勉強したい分野(会社法とビジネス)で強い

アメリカの大学は日本の大学以上に分野によってレベルが異なる。法律の中でも、「○○ロースクールは××に強い」等はある。ペンは会社法に強く、ビジネススクールの関係でビジネスも学べる。一番自分の勉強したい分野のカリキュラムが豊富かなと。

  • 実際:概ね期待通りで満足。

 

ダイバーシティがすごい

ペンローLLMは例年35カ国くらいで構成されている。ユーペン自体がダイバーシティに重点を置いた大学である。先輩の話では、2年前のコーネルは90人中60人が中国人だったということで、それはちょっと嫌だなと思った(今年はそうでもないらしい)。

  • 実際:こちらも満足。よくまぁこんな色々な国の人がいるなと。ただ、ペンELPの関係でキャンパス周辺に少し日本人が多すぎる感じはする。

 

⑦規模がちょうど良さそう

ペンローLLMの人数は118人。大規模校は200〜300人で、小規模校は50人程度なので、中規模と言える。みんなと仲良くしつつコネクションを作るにはこれくらいがベストかなと。

  • 実際:概ね満足。ただし、実際に通ってみると、「中途半端」な数字とも言える。200人とかならそもそも皆と仲良くするのは無理だし、一方で50人ならそれは容易い。100人ちょっとだと、頑張らないと皆とは仲良く出来ないが、その頑張るのがちょっとしんどい(コミュ力が問われる)。1年通せば皆とそこそこ仲良く慣れるかなと期待。

 

⑧リベラルな校風

ユーペン自体がリベラルな校風でいいなと。最も、もっと超絶アカデミック校がどんな雰囲気かは興味がある。

  • 実際:エリート校のわりにはリベラルで気楽な雰囲気で居心地よい。気楽すぎて若干物足りなさすら覚えるレベル。 

 

⑨歴史ある美しいキャンパス

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やはり雰囲気は感覚に大きな影響を与えるので、どんなところで過ごすかは重要。僕は元々大学キャンパス訪問が好きで、アメリカの歴史的建築物に溢れたキャンパスに憧れていた。前回いたUCデイビスは広大だが建築がしょぼくてつまらなかったので、今回は是非建築がいい感じのキャンパスにしようと。

  • 実際:建築物は荘厳で、そのわりにそこまで権威的でなく好感が持て、気に入ってる。緑にも溢れ素晴らしいキャンパス。ただ。そこまで広大というわけではない。また、ロースクールの建物は本キャンパスとは離れてるので、用事がなければキャンパスに行くことはあまりない。

 

⑩過去に行った先輩方が偉大

過去にペンローに行かれた先輩を何人か知っているが、どの方もすごい。超絶ハイスペックだったり、学究心がものすごかったり…。そんな先輩方の一員になれればなと。

  • 更にお話を聴く中で畏敬の念が増した。頑張ります…。

 

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スペック的なところは実はあとづけな感じが強く、一番重要だったのは、①、③、④、⑨です。大学選びにおいては「立地・キャンパス・レベル」が何だかなんだ一番大事なんじゃないでしょうか。

交換留学なため選択肢が限られていたというのはありますが、アメリカの大学・大学院を選ぶ人の参考になればなと思います。