進路についてー弁護士か官僚か

成績通知がまだ来ない、ぺんぎんです。

実は今年は官庁訪問も行い、無事に某省庁から内定を得ることができました。

以前書いたように官僚という進路は非常に魅力的でした。身分が保障されている、福利厚生が手厚いという面ももちろんそうですが、国という巨大な組織の内部に入れるのだから、外からでは見ることができない多くのことを見れるようになると思います。社会の問題点を解決するために政策自体を作れるというのは行政でしかできないことです。弁護士はあくまで民間人であり、意見をいうことはできても、あくまで既存の制度の枠内で議論をするのが仕事です。

しかし、やはり弁護士という職業は自分の中で幼少期の頃からの夢であります。遅くとも中学1年生の道徳の教科書の「心のノート」の「将来の夢」の欄に「弁護士」と書いていたので、10年以上夢見ていた仕事なわけです。

もしかしたら昔からの夢であるというのは選択の邪魔になっているかもしれません。大事なのは今まで何をしたのかではなくこれから何をするのだから、フラットに考えることが重要だと思います。

しかし、昔からの夢を叶えないモヤモヤ感は一生残ると思います。やはり自分の夢を叶えたいと思いました。少々青臭いですが。

そして、フラットに見ても、自分の実力、名前と専門性で仕事をできる弁護士という職業のほうが魅力的だと思いました。そして、純粋になりたい自分の姿を想像するとそれはやはり弁護士だろうなぁと思いました。結局僕の性格からすると官僚になってもいつかは弁護士に転身したいなと思うんだろうし、それなら最初からなろうと思いました。

 

ということで、省庁の内定は辞退させて頂き(お時間をとって頂いたので大変申し訳無い思いでいっぱいです)、都内の某企業法務の法律事務所で弁護士として働かせて頂くことにしました。

 

というわけで修習の書類も無事に提出しました。修習地をどこにするかギリギリまで悩み、結局提出締切日の18日の深夜に24時間営業の郵便局で出しました。本当に優柔不断ですね……。

希望地をどこにしたかは秘密です。

 

修習を経て来年の12月に弁護士登録をし、実際に働き出すのは2020年1月なのでまだまだですね。2回試験もあるし、まだ勉強していない色んな法律を勉強しなきゃいけないし、本当にやっとスタート地点に立ったにすぎないんだなぁと実感しています。

 

というわけで、これからも頑張りたいと思います。