フィラデルフィア生活本当の始まり

さて、最後の更新から1週間以上も経ってしまいました、ぺんぎんです。

フィリーに到着してからもう12日ですか。時間が経つのは本当に早い。

実は到着してからの1週間は地獄でした。ここには詳しくは書けないけれど、日本に残してきた試験があり、そのためにずっと勉強していたのです。せっかく学校が始まり、新しい友達もでき、もっと彼らと交流したり、街を見たり、そういうことをしたかったけどそれを我慢してひたすら勉強。試験のプレッシャーであんまりみんなとも交流するモチベーションも起きない。仮眠を取る時間がまちまちなので、ただでさえ時差で狂っている体内時計がさらに狂って、ひたすら眠い。しかしオリエンテーションや授業をスキップするわけにもいかない。こっちでの大事なことにまったく傾注できず、心は日本にある。なぜおれはアメリカに来てまでこんなことをしているのだろう、と情けなくなるとともにばかばかしい気持ちになった。RadioheadのCreepの歌詞を借りれば、What the hell am I doing here? I don't belong hereという感じだ。いつも試験期間は同じ境遇にあるローの友達との交流で何とか気持ちを保ってきたけど、アメリカにはローの友達はいない。新しく知り合った友達に状況を話してもit sounds so toughとか言われるだけで、仕方ないことだがそんなに共感はしてもらえない。かと言って、日本の大多数の友達からすれば「お前はアメリカとか行けて楽しそうでいいよな」という感じだろう。全然そんなことはないのだが。I don't belong to Japan eitherなのである。孤独感がすごかった。すがる思いで日本の一番仲のいい友達に電話したりした。ストレスが半端ではなく、命を削るような思い。思い出したくない。
しかし、試験を受けさせてもらえるだけでもありがたいので、文句も言えません。これについては多くの人に助けてもらったわけです。ここに感謝申し上げます。


愚痴になってしまいました、すみません。

ともかく、それも先週末に終わったので、やっと気が晴れてこちらでの生活を始めることが出来ました。なので、実は僕のフィラデルフィア生活は始まったばかりなのです。

早速、この週末は飲みに行きました。金曜日はクラスのやつらとセンターシティのビアガーデンとクラブに行く。アメリカのナイトライフは3年ぶりで、楽しくて、懐かしくて、センチメンタルな気分になった。
そして、昨日は日本人会。一代前の方々が我々の代の歓迎会を開いてくださった。とても楽しく、有意義な時間だった。こうして海外で知り合う日本人との繋がりも、また大事にしたいもの。

授業に対する感想とか、ペンローに対する感想とか、色々書きたいことがあるので記事を分けて色々書いていきたいと思います。それでは。