さて、NYなう。
いまから3週間、南米に行ってきます。
予定ルートは以下のとおり
そして、今のところの日程は以下のとおり
【南米旅行日程】
21 NY
<パナマ>
22 パナマシティ
<パラグアイ>
23 アスンシオン
24 アスンシオン・シウダーデルエステ
25 アスンシオン
<ボリビア>
26 サンタクルス
27 サンタクルス
28 スクレ
29 ラパス
30 ラパス
31 ウユニ
01 ウユニ
02 ラパス
<ペルー>
03 プーノ→クスコ
04 クスコ・マチュピチュ
05 クスコ
06 リマ
07 リマ
08 リマ
<エクアドル>
09 グアヤキル
10 キト
11 キト
<パナマ2>
12 パナマシティ→NY
北上してボリビア、国境を越えてペルーと旅し、そしてさらに北上してエクアドルに行き、首都キトoutでパナマシティに一泊してNYに戻る、という感じです。
南米にかける思いについて
僕は大学時代バックパッカーをやってまして、東南アジアを1ヶ月近く、ヨーロッパを1ヶ月、それからアメリカ留学中に東海岸と西海岸をそれぞれ2週間旅行したりなどしてました。
初めての海外でもあった東南アジアが本当に楽しく、次は憧れを満たすべくヨーロッパに行ったわけです。ヨーロッパ9カ国を一気に回れて満足だったが、今度はまた冒険的なところに行きたいなと思った。
そんなわけで、以前の留学の時に南米に行こうとした。が、休みが2週間と短く、結局断念してアメリカ国内を旅行した。帰国後は院試で忙しく、また留学するつもりだったので旅行はしていない。
僕は大学時代に一人旅サークルに入っていたことは前にも書いたと思うけど、そのサークルでは「帰国報告会」(略して帰報)というのがあった。旅行の感想などを写真やパワポ・レジュメを交えて発表するというもの。確か、一番最初の帰報が先輩の南米旅行だった。その時は、「南米…日本からめっちゃ遠いし、考えられないなぁ。果てしないなぁ」と思ったもの。
その南米に、ついに渡航。感慨の深さがやばい。
今回の渡航の経緯について
実は今回の冬休みも3週間しかなく、南米は広いのでどうしようっかなーと思って、カリフォルニアにいる友達とタイムズスクエアで年越ししようぜーとか言ってたんだけど、結局友達は来ないことになり。じゃあまぁアメリカのクリスマスと年越しをゆっくり過ごそうかーと思ってたんだけど、LLMの友達は大体自国に帰ってしまい、フィリーにいてもつまらんな、と。
で、まぁ3週間と短いけど中南米行くか!!となったわけです。
ルートや国は色々迷いました。中米もマイナーな感じでいいし、カリブ海もいい。キューバとかジャマイカとか行ってパーリナイも悪くない。
しかし、そのあたりはアメリカから比較的近いし、やはり今しか行けない南米に行くべきだろうと。
そして、南米にはなんといっても「アレ」があります…
ウユニ塩湖!!!!!!!!!!!
マチュピチュ!!!!!!!!!!!!
……いやね、「バックパッカー」としては、なんというか
「観光地にいったら負け」
みたいなしょーーーもないプライドみたいのがありますよね??
「いや、みんなが行かないとこいってなんぼでしょ。冒険してなんぼでしょ」みたいな。
僕もパリ行った時はモンサンミッシェル行きませんでした(まぁ、単純に卒業旅行シーズンで日本人観光客の群れに巻き込まれたら寂しいなぁというのがあったんですが…)
そんなわけで、世間が「ウユニ塩湖超綺麗!!!!!」「マチュピチュ行きたい!!!」とか騒いでいる中、
「で?????
あんなん、観光地(笑)だろ????」
みたいな冷めた目線でおりました。
でもね、今は気付きました。
そんな冷めた目線は、行ったことある人への嫉妬から来ていたのです。
実際に行けることになった今
ウユニ塩湖とマチュピチュ
めっっっっっ
っっっっっっっっっっっっ
ちゃ
楽しみ
です!!!!!!
あれが生で見れるんだよ!?!?めちゃくちゃ楽しみに決まってんだろ!!??(手のひら返し)
でも、今まで「ザ・観光地」に行ってそこまで感動することって少なかったんですよね。ブリュッセルの小便小僧とか、パリの凱旋門とか…。
アンコールワットも日の出の時こそ、その荘厳で神秘的な雰囲気に圧倒されたけど、日が昇ってみれば、「いや、ただの岩じゃん」みたいな
マチュピチュは遺跡つながりで若干そうなるんじゃないかな、という心配はあるんだけど、ウユニ塩湖はね、感動するだろうね。今からハードル上げまくってますけども。
しかも雨季だからね(注:ウユニ塩湖は乾季と雨季で景色が全く違う。乾季は白い塩の大地が続く。雨季は水が張り鏡になる。日本で人気なのは圧倒的に後者)。
まぁ、もしかしてウユニ塩湖でこんなに騒いでんの日本人だけじゃね!?というのは若干あります。
友達にウユニ塩湖行くよーといったところ、
ドイツ人「なにそれ」
ブラジル人「なんだっけ、それ」
ペルー人「あーあるね。行ったことないけど」
いや、ブラジルとペルーのお前、めっちゃ近いじゃんと。行けよと。そんなもんかよと。
でもまぁ、近くにあると案外行かないってのはあるから、そういうもんなのかもねーと。
しかも、今回の旅、上の日程をみてもらえればわかると思うんですけど、
ウユニ塩湖で年越しを迎える予定
です。
ウユニ塩湖で初日の出。いや、こんな贅沢ほかにありますかと。死ぬんじゃないかと。
今まで25年で最高の年越しになればいいなぁ、と、珍しく純粋に期待で胸が膨らみます。
移動について
南米はめちゃ広いので、普通は2ヶ月とか、少なくとも1ヶ月はかける。あるいは、1カ国とかだけ行く。
しかし今回は3週間ちょいで4カ国(プラスパナマ)です。ペルーとボリビアの主要都市に行きつつ、パラグアイとエクアドルにも行くのだから、なかなかハードな旅になると思います。移動距離が半端ではない。
飛行機を使ってもいいんだけど、またバックパッカーの変なこだわりがありますからね。「陸路にこだわる」ってやつ。移動時間も旅の一部ですからね。それも楽しんでこそ、旅の醍醐味(だから距離感を無効にしてしまう飛行機が好きではない)。
東南アジア旅行してた時も、日程が押してて、帰りのバンコク発の飛行機に間に合いそうになく、ベトナムの真ん中にあるフエから南のホーチミンまでの選択を迫られたことがある。飛行機使えば3000円くらいで行けるということだったんだけど、「インドシナ半島を陸路で一周する」という大目標を貫徹するべく結局バスを使った。30時間くらいかかったかな。
30時間てかなりですよねぇ。その時はその1回だけだったから良かったんだけど、今回は多分4,5回はあります。南米広いんだもん…。短くて夜行バスの12時間くらい。
ま、楽しむ余裕を持ちたいなと思います。
友達と旅行することについて
あと、今回はバックパッカー旅行としては初めて、友達と行きます。
元々一人で行くつもりだったんだけど、友達と話してたら「おれも行っていい?」となったんで、「いいよー」という感じ。僕と同じように早稲田からアメリカのロースクールに留学している友達2人と、男3人の旅。
一人旅は楽しいし、自分だけの思い出が作れるので、なんというかよりドラマチックではある。しかし同時に寂しく思うことも多い。とりわけ今回みたいに観光地が多い場合はね。
なので、この新しい試みは楽しみです。一方で、仲がいいとはいえ、3週間も一緒だと色々とイライラしたりケンカすることもあるのあるのかなと。適度に別行動をとりつつうまくやりたいものです。
準備について
南米は若干黄熱病の危険性があるので、黄熱病のワクチンを打ってきた。
それから、マラリアの危険も若干あるので、薬をもらう。
それから、高山病。ウユニへの起点となるラパス、なんと、標高3593mです。いや、富士山とほぼ同じじゃん。そんなところに都市??嘘でしょ???って感じです。
息が上がるのはもちろん、悪いと熱が出たりもするらしい。とりあえず薬はもらったけど、気をつけたいと思います。
あとは、南米は英語が通じないとよく言われるので、スペイン語のガイドブックを買った。話せなきゃ旅行できないということはないけど(こういう煽りをたまにネットで見かけるが…)、話せたほうがいいことは確か。
もっとも、友達の一人がスペイン語ができるので、頼るつもり。
あとは普通の旅行の準備ですね。まぁ、この辺は慣れているつもりなので大丈夫でした。
最後に
旅行にはパソコンは持って行きませんが、宿にあると思うので、適宜ブログも更新したいなと思います。
そして、南米は撮りがいがある景色が多いと思うので、ウユニ塩湖とマチュピチュはもちろん、いい写真をたんまり撮ってきたいと思います。お楽しみに。
久々の冒険に武者震いが止まりません。いい旅にしてきます。