ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

NY Bar 17 - There are many things that I would like to say to you but I don't know how

すみません、日本での生活や勉強が忙しく、すっかり当ブログを放置していましたが、今回は更新しなければならないことがありました

 

7月に受けたNY Barですが、予定していた11月頭より早く、先日(といってももう1週間以上前ですが)結果が通知されました。が、残念ながら不合格でした

電車に乗っているときにメールが来て、心臓がバクバクいって、あとで見ようか迷いましたが、電車を降りてすぐに見ました。"did not pass"の文字が目に入ったときの絶望感は言葉で表現するにはあまりあるものがありました

 

なんというか、悔しいの一言です。結果は半々くらいだろうなと思っていたので。しかし、蓋を開けてみると、そこまで惜しいというわけでもなく、MBEとエッセイ、それぞれで同じくらい点が足りていない感じでした

敗因は色々と考えられますけれども、一言で言えば甘いのかなぁと。ペンにいたとき、弁護士の先生に「お前はプロの仕事を舐めすぎた」と言われたことがあるのですが、なんだか、その言葉の意味を今になって噛みしめる気分です

夢だった大学に行けて、最初は全能感で満ちていた(ように見せていた)ものの、優秀な人に囲まれ、自信を無くし、カナダやらなんやら遊び回ってしまい、しかし卒業してからのバーの勉強は辛いながらも非常に充実していて、ここさえうまく行けばハッピーエンドで終わるかな、と思っていたわけですが、現実はなかなかに厳しいものがあります

ただ、正直、自分の英語力や頭脳、米国法についての理解が十分だとは到底思えないので、ここでうっかり合格して調子に乗るよりは(これが僕の悪い癖なのですが)、一度ゼロからやり直して、英語や米国法にきちんと向き合ったほうがいいだろうな、と、結果が出て少し経った今は思っています

ペンの同期の友人はかなりの確率で合格しており、FBはその報告で溢れているし、もし僕も合格していれば、年明けにオルバニーの宣誓式でみんなで喜びを分かち合うことができたのになぁ、と思うと、何だか惨めな気持ちでいっぱいです。一緒に勉強していたドイツのあいつも、ペルーのあいつも、当日の朝ホテルで僕に弱音を吐いていたタイのあの子も、みんな受かっていた。彼らに合格の報告をできなかったことが残念です

 

それから、色々と期待してくれて、僕がニューヨークで就職の話があって迷ったときに「最初に決めた目標なんだから最後までやりきれ」と言ってくれた父に合格を報告できなかったことを申し訳なく思います(ようやく一昨日結果を伝えました)

そして、応援してくれていたであろう天国の母にも合格を報告できず、申し訳なさでいっぱいです

 

 

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そして、試験期間中支えてくれた彼女(ガールフレンドのような子は実はそれから正式なガールフレンドとなったのです)と、人間性を保たせてくれたtwo stupid dogsに合格を報告できず、本当に残念です

彼女は常々「○○は頑張ってるから大丈夫だよ」と励ましてくれたり、僕が風邪を引いて寝込んだ時にはスープやらジュースやらを買ってきてくれたりしました。勉強が煮詰まったときには一緒に犬の散歩に行き、僕がつまらない法律の話をしてもふんふんと聴いてくれました。晩御飯を何にしようか話し合うと、日本人の僕は中華を食べたがり、中国人の彼女は和食を食べたがり、大笑いして、ジャンケンで決めました。能天気であっけらかんとしている彼女を見ていると何だか気が楽になって、考え過ぎで悲観的な僕は助けられていたのです。彼女がいなければ途中で辛くて勉強を放棄していたかもしれません。お礼を言いたいと思います。ありがとう

彼女にも4日ほど前に報告をしましたが、「そっか、でもまた来年受ければいいじゃん。心配しないで。私はいつもここにいるから(I'm always here)」と言ってくれました

そして、「私と知り合うのに運を使い果たしただけじゃん。それに価値が無いと思わない限りは、フェアトレードでしょ?」と。何とも彼女らしいですね

本当に頭が上がりません。ありがとう

 

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勉強は本当に辛かったので、二度と受けたくないし、「こんな試験絶対に一回で終わらす」という気持ちで勉強していました。しかし、このまま終わらすのももったいないし、英語力と米国法理解の意味でも、留学にケジメをつける意味でも、もう一度受ける予定です。正直かなり憂鬱ですが、それは自分のせいでしかありません

来年の5月に日本の試験が終わり、その後は本来なら旅行に行ったりバイトしたりしようと思っていましたが、その時間を勉強に当てて、7月の試験を受けようと思います。まだ未定ですが、フィラデルフィアにいって、そこで試験対策をするかもしれません

 

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ブログをご覧になってくださっていた読者の皆様にも合格を報告することを楽しみにしていたので、残念でなりません。申し訳ないです

考えたら、バーについての記事も書くと言いながら更新しておりませんでした。不合格者の記述にも価値はあるかと思いますので、僕の何が良くなかったか、どうすれば良かったのか、ということはできるだけ更新したいと思っています

 

今後も(更新は減るかと思いますが)、よろしくお願い致します

 

ぺんぎん