ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

My Trip to Philly in 2012

以前の留学時、一人で10日間ほどアメリカの東海岸を回りました

ルートは、ボストン(と、ケンブリッジプリマス)→ニューヨーク→フィラデルフィア→ワシントンDC。結構な強行軍だったが、カリフォルニアと全く違う街並み・雰囲気で刺激的な旅だった


そこで、またフィラデルフィアに行って印象が塗り替えられる前に前回の旅行と感想について書いておく。日記はつけてなかったので当時のツイートと写真を見ながら思い出しつつ(面倒なのでブログには貼らない)


なお、フィラデルフィアは一般的には、アメリカ最初の首都で、独立宣言がされたアメリカの古都として知られています。そのため修学旅行とかで訪れる機会が多いらしい。都市の規模は一応全米第5位とかそれくらい
しかし、日本人にアメリカの古都は?と訊けばボストンの名が上がるだろう。クリームチーズのおかげでかろうじて名前は聞いたことあるけど、レベル

また、古都というと甘美な響きがあるが、工業都市として発展したのち、「捨てられ」て治安最悪の荒れ果てた都市になった、ということである。最近はまた盛り返してきたみたいだが、中々複雑な背景を持つ場所である



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6月22日の朝10時頃ニューヨークでグレイハウンドに乗り、フィリーに着いたのは12時頃。

Arrived at Philadelphia!!!!!!!! 3465 Melvale St Philadelphia Pennsylvania 19134 United States
(当時のツイート)

中心部の駅近くで早速驚く。黒人がめちゃくちゃ多い。wikiによれば、人種比率は43%にもなるのだという

ちなみにフィラデルフィアはその名前のかわいさとチーズのイメージとは裏腹に治安はけっこう悪い。なんとアフリカンアメリカンの割合が半分近くを占める。(当時のツイート)

これはやはり偏見だろうが、どうしても彼らの多くはガタイがよく、声も大きく、いわゆるB系ぽい格好をしていたりで威圧感がある。まぁこれは感覚的なものなのでやむを得ない

ちなみに、実際問題として、街における黒人の比率と治安の悪さには相関性がある。これは以前大学のレポートで調べたので間違いない。鶏が先か卵が先かまではわからないが、概ね相関関係にある。デトロイトアトランタボルチモアなどが典型。そして、フィリーも全米の中では治安が悪い街の一つである

しかし、これは一概に彼らが危険とかそういうわけではなく、差別された歴史→仕事がない→暇なので街をブラつく→印象が悪くなる→差別される、という悪循環のせいだと考えている。そして、金がなく暇でブラブラしていれば、当然犯罪率は上がる

彼らが多いと治安が悪いってのは差別だし、単に雰囲気の問題もあるが、どうもやっぱりガラは悪い傾向にあるし、偏見では片付けられない。それだけ白人やアジア人との軋轢も生まれてくるわけで。実際に知り合ったおばちゃんはそんなことを言ってた。(当時のツイート)



さて、話を戻す。

まずは歴史地区に向かった。フィリーのシンボルの一つでもある世界遺産の独立記念館に行く。当時の憲法の原文なんかが見れるはずだったが、チケットが売り切れており中には入れなかった。

それからその近くの自由の鐘を見に行く。独立の象徴とされる重要な文化財であるが、正直並んだ割には何とも。個人的にはブリュッセルの小便小僧と並ぶ(いやそれ以上の)ガッカリスポットである

それから南下して、オールドシティへ。そこでいい感じのバーに入り、サッカーを見ながらチーズステーキを食べる。めちゃうまかった

チーズステーキと言うとステーキの上にチーズが乗ってるリッチな料理を想像するが、そんなことなはなくて、薄切りにした牛肉ととろけるチーズとフライドオニオンをパンで挟むっていうファーストフード。うまかった(当時のツイート)


それから再び北上し、フィリーの中心にそびえる市庁舎へ。フィリーはさすが古都だけあって綺麗に区画されていて美しいです。そしてまた、DCほど区画されすぎていないところも絶妙

そこからBenjamin Franklin Parkwayという大通りをひたすら歩く。各国の国旗が並んでいたりして美しい。なぜかニルバーナのSmells Like Teen Spiritを聴いていたのをよく覚えている。暇だったのでずっと一人で歌ってた

しばらく歩くとPhiladelphia Museum of Artへ辿り着く。ロッキーで有名な美術館である
当時は残念ながらロッキーを観ていなかったので、そのありがたみを感じることはできなかったが、市庁舎からまっすぐ伸びる通りの先にある荘厳な美術館、そのなんというか構成に感動した。中も素晴らしい絵画が多い


フィラデルフィア美術館は、ロッキーが練習に使った階段が正面にありましてそれで有名。絵よりそんなので有名だなんて不憫だ。内容はまぁボストン、NYと似たような感じで、今回は特別展でマティスセザンヌゴーギャンがたくさんあった(当時のツイート)

そして、金曜日だったためか美術館の入り口がレストランのようになっており、ジャズかなんかのライブもやっていた。こういう金持ちの嗜みみたいなの、アメリカだなぁと思った。僕もフリーのワインなんかを頂いたような



そこから、である。僕はペンのキャンパスへ向かおうと思っていた


僕は結構ミーハーであり、旅行する際は必ずその土地の有名大を訪れる。アメリカでも、UCバークレースタンフォードUCLA、MIT、ハーバード、コロンビアという主要大学、それにボストン大学、ボストンカレッジ、と色んな大学のキャンパスを訪れていた
美しい建築が観られるし、現地の学生の様子がわかるのも面白い

当時からアイビーリーグに憧れており、いつか全部制覇したいなぁと思っていたし、早稲田ローがペンと交換協定を結んでいることも知っていたので、絶対訪れようと思っていたわけだ

しかし、である。美術館から出ようとしたらものすごい雨が降り始めた。どうやらスコールはよくあるらしい

もうなんか本当にすごい雨だし、傘は無いし、タクシー代も惜しいし、でしばらく外で待っていた。それで、ようやくバスが来たのでそれに乗って、センターシティのほうに戻ってしまったのである。そういうわけで、残念ながらペンのキャンパス訪問は叶わなかった。まぁ、行かなくても結局それからずっと志望して3年越しに行けることになったので、結果オーライである

アイビーリーグの一角ペンシルバニア大学に行けなかったのが悔やまれる。暴風雨のせいです(当時のツイート)



そのバスの中で白人のおばちゃんに話しかけられた

"Is this the first time to visit here?"

"Yes"

"Then you must not go to the northern area. because.... you know"

"Ahh, okay I see. I won't do so. thanks"

とまぁこんな内容であった。お分かりのように、黒人が多いからという意味だろう。やはりこの手の問題は根深いものものがある。


とはいえ、NYCのハーレムもそうだし、いわゆる危険とされる街の治安も最近は改善されているそう。実際、僕もハーレムは行ったが別に何も起きなかった。夜に行ったのもあり、アジア人は自分だけで異様な空気を感じたのは事実だが…


それからのことはあまり覚えていないが、写真がもう無いことを見ると多分バスに乗ってワシントンDCへ向かったのだと思う。ツイートによるとバスは20時。滞在時間は8時間。短かったなー


フィラデルフィアはたった半日の滞在だったけど楽しかった。独立記念公園で歴史を感じ、名物チーズステーキを食べて、映画ロッキーで有名なフィラデルフィア美術館。肝心の独立記念館はチケット売り切れとかだ入れなかった。行ったの一時すぎだぜ?意味わからんちん(当時のツイート)

てか、当時のツイートをこうやって引用するのなんか面白いな笑。



とまぁこんな感じで僕のフィラデルフィア・トリップは幕を閉じたのです。次回は他の都市と比較しつつ感想について書きます