この夏のライブを振り返る。

就活も終わって夏休みを満喫しています、ぺんぎんです。

この1ヶ月は何をしていたかというと、タイ旅行に加えて……

・ライブとフェス

・サーフィンと海

・打ちっぱなし

・祭り

・勉強道具の片付け

・司法試験予備校でのバイト

・家で映画を見まくる

・BBQ

・飲み会

・合コン

 

悠々自適すぎます……。

果たしてこんな暮らしに慣れてしまって社会人生活に適応できるでしょうか???まったく自信がありません。

 

ライブはワンマン2つとフェス2つ(ロッキンとサマソニ)に行きました。フジロックはなぜか今年も行けませんでした……。

なんでだろう。大学・大学院のときは7月の終わりというとちょうど試験期間でずっと行けなかったんですよね。今年はやっと初めて時間的に行けたのですが、遠いのに加え一回も行ったことがないというのが心理的ハードルになっているようです。兄が毎年行っているので羨ましい限りです。

今回は今年の夏に見たアーティストについて一言ずつコメントしていこうと思います。もはや留学と何も関係がないですが……。

 

【洋楽】

Noel Gallaghers High Flying Birds

f:id:pennguin:20180827005838j:plain

今年はノエル御大がサマソニのトリを勤めてくれました。ノエルは終始期限がよく、セットリストもオアシス曲5曲とサービス精神旺盛。逆にソロ曲が少なくて残念でもありましたが……。オアシスの曲をやってくれるのはもちろん嬉しいんですが、やっぱりノエルソロはオアシスではなくあくまでカバーなので。それはノエルがボーカルを取る曲をとっても同じです。なんだかもどかしい気分になってしまう。

大のオアシスファンの友達は「ノエルはワンマンで見たいから今回はあえて行かない」とテームインパラの方に行ってしまいました。すごいですね、ファン根性。確かに僕もノエル愛がそんなにない奴らと見て「いや、もっと盛り上がれよ…。てかちゃんとアルバム聴いてる?」となってしまったので、気持ちはわかります。

最後の曲がビートルズのAll you need is loveでした。いいですね、泣けます。最近ライブですぐ泣くのですが、この曲は個人的に思い出深く泣いてしまいました(高校生のときに当時の彼女とイヤホンを片方ずつ耳に入れて聴いてました。青春ですね……)。

ちなみに"I'll see you next year"的なことを言っていたので来年日本に来るようですね。友達の予想的中、流石である。

 

The Charlatans


The Charlatans - Weirdo, Isle Of Wight Festival 2009

往年のシャーラタンズはWeridoが最高にかっこよかったですね。あのグルーヴとキーボード、たまりません。

全体的には僕が普段聴いている曲と乖離があって満足感はイマイチです。ライブの醍醐味かもしれませんが、普段聴いてる曲が演奏されないもどかしさがすごい。ティムバージェスは年をとってもイケメンだった。

 

Tame Impala


Tame Impala The Less I Know The Better (no intro) Optional Subs

テームインパラはノエル終わりにちょこっと見たのですが、サイケでかっこいい。

酔っ払って見れたら最高でしたね…(風邪を引いていたのでビール1杯しか飲めなかった)

 

Mastodon

僕はメタルは全然聴かず、ライブも初めて見たのですが革命が起きそうでした。ロックのライブと違った異様な空気に包まれているし、モッシュは始まるし…。音楽やモチーフはかっこいいとは思わないのですが、そういうのがどうでも良くなる独特のパワーがあります。

サークルでめちゃガタイのいい外国人が体当りしあっていて死の危険を感じました。僕も入ったのですが楽しかったです。

 

 

【邦楽】

[Alexandros](ワンマン)

ここ数年ハマっているバンドなんですが、死ぬほど感動しました…。初っ端のワタリドリ〜For Freedom〜cityの流れでなぜか猛烈に号泣。歌詞が本当に突き刺さるんですよね。このあたりは似た感性を持つ日本人バンドの良さだと思います。感情移入しやすい。

ワタリドリがやたらと有名ですが他にもいい曲が山のようにあります。最近は邦ロックよりの曲が多いですが、ゴリゴリのロックもあり、洋楽好きの人でも気にいるかと思います。下の2曲なんかがそうです。


[Alexandros] - For Freedom (MV)

 


[Alexandros] - Kill Me If You Can (MV)

それにしても、ゾゾマリンを埋める集客力、デカイバンドになったものです。また改めて感想を書きたいです。

 

パスピエ(ワンマン)

メチャクチャ演奏力が高い。曲のクオリティがものすごい。最近は録音技術がすごくてライブに行くと音の悪さにショックを受けることが多いのですが、パスピエはむしろCDの音を上回る素晴らしい演奏でした。

東京事変とかが好きなら気にいると思うのでみなさんも是非聴いてみてください。司法試験の勉強のときに鬼リピしていました。


パスピエ- S.S  Music Video

サブカル臭がすごくて敬遠される方が多いと思うんですけど、声は慣れます。僕も最初は正直苦手でしたが。この曲は一番好きなのですがアンコールでやってくれて最高でした。

 


パスピエ - スーパーカー, PASSEPIED - SUPERCAR

この曲は何回も聴いてるとハマって抜け出せなくなります。

 

フレデリック

ボーカルの声が若干キモいですがやはりノリは良いです。オドループ聴けてよかった。あとギターはめちゃくちゃうまいと思います。

オドループの一発屋感がありましたが、最近の曲はベース中心なロックにシフトしていっており、なかなか良いです。キッズのファンが離れないか心配です。

 

Ivy to Fraudulent Game

友人の勧めでここ半年聴いているバンド。ボーカルがV系ぽくイマイチなのですが曲のクオリティは非常に良いです。dulcetというマイブラそのものの曲があるのですが、ライブのSEもマイブラのSometimesでした。

非常に小さいハコで見れたので満足。これから有名になれるのか楽しみですね。

 

ZAZEN BOYS

ゆるい。よい。これぞロックって感じです。

あんまり古い邦楽は詳しくないんですが、勉強していきたいもんです。

 

KANA-BOON

やはり演奏とかは単調ですが、すごい人気。ファーストの曲が好きなんですがあまりやってくれない。シルエットは流石の盛り上がり。

 

NICO Touches the Walls

完全なオワコンバンドだと思っていたのですが(すみません)、今でもこんなに人気あるんですね。ボーカルがマジでイケメン。ホログラムが聴きたかった……。

 

Yogee New Waves

最近良く聴いているバンドです、こういうジャンルは何ていうんでしょうか?シティポップ?古き良き日本のポップスって感じがしてとても良いです。

できたらビーチステージで寝転んで聴きたかったところですが、満足。


Yogee New Waves / CLIMAX NIGHT (New Version - Official MV)

この曲は残念ながら聴けませんでしたが……。

 

 

never young beach

元々ヨギーと被りがちな感じなんですが、同じ日に聴いて余計セット感が増しました……。ヨギーに比べるとより昭和感が増して、よりリラックスした感じです。

ビーチステージで聴くネバーヤングビーチは最高でした。これほど最高のステージはないでしょうね。


never young beach -あまり行かない喫茶店で(official video)

 

 

MAN WITH A MISSION

僕は洋楽も邦楽もロックは何でも聴くんですが、マンウィズとワンオクはなぜそんなに人気があるのがイマイチ腑に落ちません。いや、十分かっこいいんですが、リンキンとか昔のティーン向け洋楽の焼き直し感がすごいですし、そっちを聴けばいいやんと思ってしまいます。

ただ実際に生で見ると演奏が力強く迫力に圧倒されました。ライブを見て彼らが人気な理由が少しわかったような気がします。

 

(以下1曲だけ)

グッドモーニングアメリカ

ダサいがパワーがある。

 

ポルカドットスティングレイ

サブカル感満載だが結構好き。

 

神様、僕は気づいてしまった

某有名曲が聴けたので満足。覆面バンドは得である。

 

あいみょん

あー歌詞抜けたぁ!と言っていて可愛かった。

 

 

******************

 

フェスはいいですよね、色んなバンドが見れるので得ですし、あんまり聴いてなかったけど意外といいなと思うアーティストもいたりして自分の興味の幅が広がります。

思えば高校のときは突っ張ってほとんどUKのロックしか聴いてなかったのですが、なんでも聴くようになりました。変な角がとれたということでしょうか?あるいはこだわりがなくなってつまらない人間になったのかもしれません。