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ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

半年でTOEFL iBT100点突破するまでにしたこと12個①(1〜5)

TOEFLの記事を書こう書こう思いながら全く書いてないので、ざっと、僕が100点を突破するまでにしたことをまとめておこうと思います。

ちなみに、受験記録は以下の通りです。

      f:id:pennguin:20151112084545j:plain

以前の留学前の初回受験は置いておくと、81点に始まり半年で103点まで上げたことになります。

自分で言うのもなんですが、この結果はなかなか頑張ったほうだと思う。一回も下がってないってすごくないですか??????

方法論を細かく書くと長くなるので、具体的に僕が半年でやったことなどを列挙していきます。

 

目次 

1 総論①ーまずはともかく受験する

2 総論②ー受験前の目標点設定と受験後の点数予想→課題の発見と次回の目標

3 全体的対策①ーオフィシャルガイドブックをやりこむ

4 全体的対策②ー単語の目標と覚え方

5 全体的対策③ー文法はマスターしておく

6 各パート対策①ーテンプレ作成(スピーキング・ライティング)

7 各パート対策②ー表現・パラフレーズまとめ(ライティング)

8 各パート対策③ーシャドーイング(リスニング)

9 各パート対策④ースピーキング練習(スピーキング

10 演習①ー各種問題集

11 演習②ーバロンズ問題集

12 その他ー学術的知識をつける(リーディング・リスニング・スピーキング

 

 今回は1〜5。

1 総論①ーまずはともかく受験する

まずは何より受験することが大事。

TOEFLは受験料が高いので「実力がついてから受けよう」と思いがちですが、実際に痛い目を見ないとモチベーションが上がらない。また、特に一度も受けたことのない人の場合、実際に受けて、「これがTOEFLか」「このくらいの点数になるのか」とわかってから対策を講じるほうがいいと思う。

*なお、TOEICTOEFLのスコアの参考についてはこちらをどうぞ。

pennguin.hateblo.jp

 

また、現在の点と目標点の間に結構差がある場合は、3〜10回くらいは受ける覚悟をすべきです。理由は、

TOEFLは特殊な試験なので慣れが何より大事

②4技能全てで実力を発揮した点数を出すためには数を打つ必要がある

僕は運良く右肩上がりに行きましたが、98辺りをウロウロする人も多いです(俗に言う「100の壁」)。

留学できれば将来的にペイできると考えて投資は惜しまないほうがいいと思います。

 

2 総論②ー受験前の目標点設定と受験後の点数予想→課題の発見と次回の目標

とはいいつつ、闇雲に受ければいいというものでもないと思います。毎回の試験に目標を持って臨み、結果を次の受験に役立てる計画性が重要。

僕は受験の度に、2つの目標点を設定していた。

1つは、「理想的目標点」として、「取れたらいいなぁ、がんばるぞ」という点数。ちょっと高めだが、これを目指す。

もう1つは、「現実的目標点」として、「そうは言ってもそこまでは無理だから、これくらい取れたら上出来だろう」というもの。

最初から理想的目標点はいらないんじゃない?という気もするけど、大学受験で国立目指さないと早慶に受からないのと一緒で、負荷をかけるというか、目標は高めに設定することが大事かなと。

 

そして、受験後は、点数を予想する。試験の感触を参考にして、各パートの予想点数を算出する。できれば、スピーキングとライティングの設問タイプごとの評価(Fairとかのやつ)も予想する。

 

そして、実際の点数が出たら、それを上の点数たちと比べるわけです。

特に点数予想は重要。何回もやってると、だいたい予想した通りの点数が来るようになる。そうすると、「こういう回答だとこれくらいの点数なのね」というのが体感できるようになるので、普段の勉強にも活きる。これは本当にやってよかったなと思う。

*ちなみに、103点取った時は、

目標:28 27 24 25 | 104

予想:27 25 24 26 | 102

実際:28 26 23 26 | 103

と、かなり実力と手応えを客観的に把握できてたな、と思います。 

そして、比べたら、次回の試験への目標を立てる。「やっぱり単語力が弱いから単語をもっとやろう」「読むスピードが遅いから演習増やそう」「スピーキングのメモの取り方が下手だから練習しよう」「ライティングで意外と点が伸びないからもう一度採点基準を読み直そう」など。重点的に対策を打てばきちんと成果は出ると思います。

 

3 全体的対策①ーオフィシャルガイドブックをやりこむ

Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Edition (Official Guide to the Toefl Ibt)

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  • 作者: Educational Testing Service
  • 出版社/メーカー: McGraw-Hill
  • 発売日: 2012/08/08
  • メディア: ペーパーバック
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オフィシャルガイドブック(通称OG)はETSが出しているTOEFLの対策書。各パートの説明と、サンプルテスト3回分がついている。日本語に訳したやつも売ってるが、英語の原書がオススメ。

出題者張本人が丁寧に解説してくれているので、これを買わなければ時間と金の無駄です。また、付属のCDを使ってのパソコン受験ができるので、試験に慣れる意味でも価値が高いです。

僕の使い方は以下のとおり。

①サンプルテスト…とりあえず解いてみる

上に書いたことの繰り返しですが、まずは解いてみることが大切。解説本を読むよりも、実際に解くほうが、「TOEFLとはこういう試験だ」ということが身につく。

②各パートの解説…設問の作り方を徹底的に把握

OGの冒頭には、各パートにつき詳細に説明がなされています。

ピーキングやライティングについては、これは実質的に試験作成者が公開している採点基準なので、頭に叩き込みます。

また、リーディングやリスニングでは、設問の種類(作り方)が丁寧に解説されています。敵が手の内を明かしてくれているのだから、これを徹底的に熟読します。TOEFLはかなりシステマチックに設問づくりがされていることがよくわかります。

僕は読むだけでは足りないと思ったので、すべての設問タイプについて自分でワードにまとめて、繰り返し読みました。これにより、設問を見た瞬間、「あぁこれは◯◯タイプの問題か。じゃあこうやって解こう」というのがわかるようになった。

例として、こんな感じ。

f:id:pennguin:20151112090250p:plain

③サンプルテスト…繰り返し解く

3つとも解く。確実に定着させるためにも、2回〜4回くらいは解く。

同じ問題を繰り返し解くことで、設問の解き方が自然と身についてきます。

④サンプルテスト…設問をまとめてみる(リスニング)

上記の設問の作り方を踏まえて、実際にどのタイプの設問がどれくらい出てるか、どういう順番か、などをサンプルテストで確認して書き出しました。

 f:id:pennguin:20151112090254p:plain

わりと規則性があることがわかります。

それを置いといても、これだけ集中的に設問に触れると、設問が体に染み込むというか、リスニングの時に、「どうせここ訊かれるんでしょ?」というのがわかってくるようになる。結構効果はあったかなと思う。

OGをここまでやり込んだ人はなかなかいないのでは、と自負しています。OGを徹底的にマスターするだけでもかなりの点数の伸びがあったと思う。

 

4 全体的対策②ー単語の目標と覚え方

OGと併行して単語勉強。使用したのは定番のいわゆる3800。

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)

【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)

 

 これはシンプルで無味乾燥とはしているけど、これに載っている単語が実際にめちゃくちゃ出るので、やはりTOEFL受験生必携の本だと思う。

書かれている通り、TOEFL100点レベルであるRANK 3までやる。4は難しすぎるので(たまに簡単な単語も混ざってるが)、余裕がない限りはやらなくてよいです。

また、RANK 3を全部暗記しなくても100点には到達します。気持ち的には、

RANK 1…95〜100%

RANK 2…80〜90%

RANK 3…60〜70%

くらいを覚えるぞー、という姿勢でよいと思う。

 

覚え方は人次第ですが、僕は、

①問題を出していく

②答えられたやつにチェックマーク

③答えられなかったやつを書いたり暗唱して覚える

④再び問題を出していく(答えられなかったやつのみ)

⑤そこそこマークが埋まってきたら、今度は答えられたやつも含めて全て問題を出していく

⑥答えられなかったやつを書いたり暗唱したりして覚える

⑦どうしても覚えられない単語は、別にワードにまとめる

 

というのを繰り返しました。

これにより、覚えていない単語に集中的に当たることができます。一方で、一見覚えていると思う単語もやはり繰り返すべきなので、3周くらいはしたい。 

また、これ以外に効果的なのは、「間違えやすい語や同義語を書き出す」ということ。

     f:id:pennguin:20151113123212j:plain

これによって立体的に覚えることができる。オススメです。

単語は言われるまでもないですが本当に大事です。やはり英語の勉強は単語に始まり単語に終わる気がします。僕は毎日最低30分〜1時間は使って半年間ずっと勉強してました。

 

5 全体的対策③ー文法はマスターしておく

一方で、TOEFLは直接的な文法問題は出ないし、80超えている時点でだいたい身についていたのであまり文法の勉強の必要性は感じませんでした。

ただ、特にライティングで正確な文法は必要なので、大学受験でやった問題集をサーっと解き直した。

英文法・語法のトレーニング1 戦略編改訂版 入試必勝の攻撃点314

英文法・語法のトレーニング1 戦略編改訂版 入試必勝の攻撃点314

 

適宜わからないところはフォレストを読み返す。

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 

文法を軽視してるわけではなく、100点到達するにはこれくらい当然身についてなきゃね、という感じです。  

 

さて、次回はスピーキングで重要となるテンプレや具体的なパートごとの対策、問題集などについて書いていきます。