明日はプリンストン

 パーティから帰ってきました、ぺんぎんです。

こちらに来てから金曜は必ずパーティかクラブ。流石に飽きてきて先週の金曜は初めて家で一人ゆっくり過ごした。そして今日は再びパーティ。エジプト人の気さくなナイスガイが発起人となり、彼のマンションのパーティスペースを貸し切り、数人に買い出し役から出納役まで割り当てて行う大規模パーティだった。LLM118名のほとんどが来たのではないか。

パーティピーポーを自認してるぺんぎんも「正直パーティはもう飽きた…」という感じだったが、2週間ぶりだったこともありなかなか楽しかった。かなりファンシーな場所でバルコニーも広くて、楽しいアメリカンなパーティだった。

 

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集合写真。なんかここまでして顔を隠す必要は最早ない気がするが、一応。

 

さて、いつもならこれからクラブにでも繰り出すところだが、今回は早めに帰宅。というのも明日プリンストンに行くからだ。

大学キャンパスを訪れることが趣味なのは度々書いたし、アイビー制覇は今回の留学中に達成したいことの一つ。プリンストンはフィリーから一番近いが、ようやくである。

また、とりわけプリンストンは特別な思いがある。というのも、大好きな作家である村上春樹が客員研究員として2年間滞在してた場所だからだ。

ちなみに、村上春樹自身がプリンストン行きを決めたのは、彼が敬愛するF・フィッツジェラルドプリンストンを出てるからである。ギャツビーの作者ですね。本も映画も面白かった。

 

彼のプリンストン滞在記は、この本に納められている。度々紹介しているが、本当に面白い。

やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

 

 プリンストン大学の様子、彼の英語に対する考え等が書かれており、何度読んでも飽きないエッセイだ。

プリンストン大学アイビーリーグの中でも、ハーバード、イェールと並びHYP等と呼ばれる、名実共にトップの大学だ。ロースクールビジネススクールが無いからか、実力の割に日本での知名度は低い気がする。いかにも象牙の塔というイメージがある。

プリンストン市は大学町なので、彼はそれを「プリンストン大学村」と呼ぶ。言い得て妙だ。

というわけで、今回は美しいキャンパスと、そんな「大学村」の雰囲気が味わえればなと思う。先々週のアトランティックシティ(今度書きます)、先週のニューヨークに続くショートトリップ。いい傾向である。