ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

アメリカとカナダの違い(ぺんぎん調べ)

 

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というわけで、金〜日とカナダ(トロント、ナイアガラあたり)に行ってきた。

結論から言うと、「カナダめっちゃいい国!

正直ずっと、「カナダなんてアメリカと一緒でしょ」と思っていた。「北米」と括られるし、公用語もほぼ同じだし。失礼な言い方をすれば、カナダはアメリカのバーター、そんな印象すら持っていた。

しかし、いざ行ってみるとあらゆるところで全然違った。偏見を払拭できた意味でも、今回カナダに行けてよかったなと心底思う。

そんなわけで、旅行の内容を書く前に、アメリカとカナダの違いについて思ったことをつらつらと書くことにする。

トロントとナイアガラしか行ってないので無責任なことは言えないが、具体的にアメリカと違うところをザッと書くと、

  1. 人の見た目…肥満が少なく、スタイルのいい人が多い。美女・イケメンが多い
  2. 人の中身…親切で温厚
  3. 街…オシャレで、綺麗・清潔
  4. 自然…美しい。牧歌的な雰囲気
  5. その他…物価が安い。お札がツルツル。フランス語。ティムホートンズ(ドーナツ屋)ありすぎ

それぞれについて簡単に書いていく。

 

1. 人の見た目…肥満が少なく、スタイルのいい人が多い。美女・イケメンが多い

アメリカみたいな肥満体型が比較的少ない。食生活はそんなに違わないと思うのだが、もう少し健康志向の人が多いのかも。スラッとしたモデルみたいな人が多い。

そして、美女とイケメンの割合がアメリカに比べて圧倒的に高い。これはもう明らかに違ったと思う。歩いても歩いても美女、美女、美女。

友達の話では、やはりフランスの血が流れているからではないかと。確かにフランス的なエキゾチックな顔立ちの人は多く、そしてフランス顔はわりと日本人ウケがいいからそう思ったのかもしれない。

ケベックとかに行くとそりゃもう美人が半端なくいるとのこと。行ってみたいですね……。

アメリカにも美女・イケメンはいるけど、方向性が違うかも。アメリカの美女はもっと元気で、少し強い(キツイ)感じ。アメリカのイケメンはもっとゴツくてマッチョ。ステレオタイプって感じだけど、これが結構そのままなんだから困る。

 

2. 人の中身…親切で温厚

これが個人的に一番感動したところ。もうとにかく人が優しい!

最初にびっくりしたのは空港。右往左往してたら近くのおっちゃんが訊いてもないのに道を教えてくれた。その後もあちらから教えてくれたり、こっちが尋ねるとものすごく丁寧に答えてくれたり。

もちろんアメリカも日本とかに比べたら親切で気さくな人は多いが、違いがわかるほどカナダはそういう人が多かったと思う。

 

そして、何より店員の対応。

ご存知のように、アメリカのお店のサービスはめちゃくちゃ悪い。コンビニなどはいわゆる低賃金労働者が多く、そしてそういう人は「もらうお金の分しか働きません」というマインドでやってるので(とはいえ、日本人も少しこのマインドを身につけたほうがもっとリラックスできていいとは思うけど)、雑なことこのうえない。こっちの顔すら見ずに他の店員とくっちゃべりながら商品やお釣りを渡してくることもザラである。

「店員の適当な対応にもイライラしない」というのがアメリカで生活するうえでまず必要な能力である。ぺんぎんはわりと神経質なのと、自分がカフェでバイトしてた時頑張ってたことなんかを省みて、未だにイライラしてしまう……。

 

一方で、カナダの店員さんは概ね親切で優しい。きちんと笑顔で対応し、ダルそうな感じもなく、誠実にこちらを人間として見てくれている気がする。それも、日本のように業務上そうせざるを得ないからやってるというよりは、「そうしたほうがお互いにハッピーだから」というような感じで自然にやっている気がする。

 

3. 街…オシャレで、綺麗・清潔。安全。

街、といってもトロントくらいしか行ってないので下手なことは言えない。

あくまで北米の街なのでアメリカの街とそこまで大きな違いがあるわけではないが、トロントはとにかくオシャレだった。ブルックリンみたいというか、いや、そこまではごみごみした感じではない、表参道というか、そこまでカチッとしてもないけど、なんというかそんなところがある。

そして、サンフランシスコなんかに比べると、もっと人がいて、賑やか。しかしマンハッタンのような人混みがあるわけではない。適度な感じ。北米やヨーロッパの大都市は大体行ってるが、とてもいい印象を受けた。

そして、大都市の割には街が綺麗。ニューヨークのような下水の臭いはしない。地下鉄もパリのようなトイレの臭いはしない。よくまぁ整備されてるなと思う。

安全さについては感覚の問題だけど、なんというか変な人も少ない気がするし、安全なところだろうなと。

そういうわけで、まぁ、東京に似てるのかな。多分日本人があそこに住んだら違和感なく生活が送れると思う(その分刺激は少ないかもしれないけども)。

 

4. 自然…美しい。牧歌的な雰囲気

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やはりカナダの自然は美しい。車に乗っていてそう思った。アメリカももちろん広大な自然はあるわけだけど、もっと荒涼として厳しいような感じがある。それに比べるとカナダの自然は牧歌的で、優しい。なんか国民性がそのまま反映されている(というか、自然が国民性に影響を与えてるのだろうが)なと思った。

とはいえ、冬の寒さはハンパないわけで、そういう意味では厳しい。個人的に僕は寒いのが大の苦手なので、そこは大きなマイナスポイントだとは思う。

 

5. その他…物価が安い。お札がツルツル。フランス語。ティムホートンズ(ドーナツ屋)ありすぎ

物価

1カナダドル(CAD)は92円である。1USドルが120円なので、だいぶ違う。レートもそうだし、そもそも価格もちょっと安い気がする。やはり「$10」という表示を見て「あ、1000円より安いんだ」と思えるのは「1000円より高いんだ」と思うのとだいぶ精神的負担が違う。そういう意味ではかなり助かり、買い物も捗った。

 

お札

お金については、僕はそもそも通貨が違うということもほとんど意識しておらず、ろくに両替をしていかなかった。初めて見たときはびっくりした。ツルツルなのだ。プラスチックでできてるらしい。タイとか東南アジアのお札っぽい。

ちなみに、だいたいの店ではUSドルも使えるから便利。きちんとレートを計算して提示してくれる。

 

フランス語

カナダは英語とフランス語が公用語である。スペイン語が準公用語と言えるアメリカ(法律的公用語ではない)とここが違う。

なんというか、フランス語の方がやはりオシャレで品格ある感じがある。ぺんぎんは大学でフランス語をやっていて多少はわかるのもあり、印象が良かった。

 

ティムホートンズ

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ドーナツ屋。僕は聞いたこともなかったが、カナダを代表するものといえばメープルシロップ以上にこの店、Tim Hortons。アメリカでいうダンキンドーナツのポジションと思いきや、店の数といい、カナダ人の生活への密着度は恐ろしく高い模様。

コーヒーのシェアでもスタバを凌いで圧倒的らしく、街中やSAなど至る所にあった。日本のマックの3倍は多く見かけるくらいの感覚。探す必要が無いくらいある

オススメはダブルダブルというコーヒー(砂糖2個ミルク2個をこう呼ぶ)と、アイスカップ(フラペチーノ的な)である。それと写真のボストンクリーム。どれも死ぬほど甘いんだけど美味しくて、あぁこれがカナダの味なんだなーとか思った。

 

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とまぁ、簡単にまとめるとこんな感じ。

正直今まで日本の若い女の子が「カナダに留学行きたい!!!」とやたら言ってる理由がよくわからなかったが、今ならよくわかる。自然が豊かで、街も綺麗で、人も優しく、物価も安く、治安も良い。

色々な意味での「刺激」の多さではアメリカには負けるだろうけど、平穏に海外生活を送りたいならば留学としては最適ではないだろうか。

友達がバンクーバーケベックを猛烈プッシュしてきたので、いつか機会があれば行きたいと思う。