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ぺんぎんぺーぱーちぇーす -PennLawLL.M.留学記-

University of Pennsylvania Law School LL.M.(ペンシルベニア州フィラデルフィア)を修了し、日本に帰ってきました。留学時代のことやアメリカのことなどを細々と書いていきます。

森友問題と立証責任

最近あまりニュースも見てないが、この件に関してはチェックしており、国会質問も見た。あまりに酷い。 首相は、無いものを無いと証明することはできない、主張する野党側に立証責任がある、とのたまっているが、本当にそうだろうか? 確かに裁判においては…

騎士団長殺し。プラハの思い出。資源の入り組んだ仕分け。

先日村上春樹の新作長編『騎士団長殺し』が発売された。 一応僕は村上春樹のファンである。勉強が忙しいので買うか迷ったが,買わないとかえって気になって困るということで結局発売日に買ってしまった。大学の生協に行くと,一応卒業生だからということもあ…

国際結婚

僕は付き合うだけなら(英語か日本語で最低限のコミュニケーションが取れる限り)どこの人でも別に気にしない。しかし、結婚となるとやはり話が違うと思うのである まず、やはり相手の国のこともきちんと理解して好きにならなければならないと思うのだが、気…

映画『人喰い族』感想—単なるB級グロ映画かと思いきや,教訓に満ちたまともな映画だった。

TSUTAYAなどに行って「たまにはホラーでも見るか―。B級のスリラーもいいな」と思って棚を見てると必ず目に入るこの作品。タイトルのインパクトとジャケットの強烈な絵面に興味は湧くのだが,それがグロすぎて観る勇気は出ない。 ※なお、有名な『食人族』とは…

LDR

(前に書いた記事にちょっと加筆) 留学生につきものといえばLong Distance Relationship、そう、遠距離恋愛である。日本においてきた恋人、留学先で出会った恋人を置いて日本に帰る……などなど。 Penn Lawの中でも、LLM生は自国に恋人を置いてきたという人が…

昔は良かった、バックパッカー。

タイのスコータイにて (前に書いた記事を投稿) 僕が大学に入ってバックパッカーを始めた時は、なんというか「みんな好きで旅行をしている」という感じがした。 2010年当時はSNSをやっている人は少なかったし、スマホを持っている人は少数派だった。実際、…

New Year's Resolution

(元旦恒例、親戚で行く某ステーキ) だいぶ遅くなりましたが、昨年はお世話になりました。そしてあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 正月から5日間ほど祖母の家に泊まって勉強合宿していました。「何も言わなくても美味しいごは…

日本男子がアメリカでモテる(彼女を作る)方法実践編

(フィラデルフィアのクリスマスマーケット) さて、留学でアメリカに行ったはいいものの、言葉や文化の壁で中々彼女ができない……という日本男子は多いと思う。そこで、僕の経験と友人の話を元に、日本男子がアメリカでモテる方法について説明する。 なお、…

コロンビアでの日本人バックパッカー殺害事件を受けて/南米での過去の日本人死亡事件

www.nikkei.com arcanaslayerland.com 今から2週間ほど前だが、大学生がコロンビアで強盗に殺害される事件が起きた。バックパッカーにとってまた衝撃的な事件が一つ増えてしまった。これを機に改めて海外での安全を考えたい。 ************** …

Matt Parker氏(Penn Law) の死に寄せて

www.law.upenn.edu 8年間に渡りPenn LawのGraduate ProgramのAssociate Deanを務めていたMatt Parker氏が脳腫瘍で亡くなったとの知らせを受けた。 実は、亡くなったのはもう今から20日も前の11月6日だが、メールを見過ごしていたのと、FBをチェックしておら…

FFVIIを英語版でやる。

今年の1月頃に書いて放置していた記事を今更投稿します ******************** (ゴールドソーサー。音楽が懐かしすぎてリアルに泣きそうになった) (懐かしのGバイク) こっちに来てから日本への恋しさか、昔好きだったものに対する懐…

日本に帰ってから突然EDMが好きになった事件。アメリカにいるオジサンたちもEDMを聴こう

このブログで度々ライブのレビューや歌詞和訳をしてることからもわかるように、僕は根っからのロック好きである アメリカではMuse, The Jesus and Mary Chain, The Stone Roses, Franz Ferdinandとロックのライブに行き、日本に帰ってからはサマソニでRadioh…

NY Barの反省会と、今後受験される方へのアドバイス

ということで、少し冷静になって、敗因を検討してみる。実はだいぶ前に書いていたが、大統領選とかがあり投稿が遅れてしまった 思うに、バーの受験に際して合否を分ける要素としては、以下のものが挙げられると思う 勉強を始める時期 LLMでのバー科目の履修 …

アメリカ大統領選の結果を受けて、感想めいたもの

Donald Trump's victory speech in full – video なんとトランプが勝ってしまった。なんだかんだ言ってクリントンが勝つと思っていたので、驚いてる そしてそれは皆さんも同じだろう。NYTですら、開票開始時は80パーでクリントンが勝つとしてたのだ。選挙前…

アメリカ大統領選について思うこと②ーなぜトランプは支持されるか

さて、前回 pennguin.hateblo.jp は日本のことばかり話したので、今回はようやくアメリカのことについて おそらく皆さんもうんざりしていることだろう。討論会を見ていても、まるで子供の喧嘩のような泥仕合になっている この原因は、クリントンの度重なる虚…

アメリカ大統領選について思うこと①

さて、ちと暗い気持ちを払拭するために(?)旬な明るい話題を一つ アメリカ大統領選があと1日に迫った。せっかくだからこれについてつらつらと書こう ……いや、まったく明るい話題ではなかった……。世界の終わりに近づいてるのかもしれないのだ。これに比べれ…

NY Bar 17 - There are many things that I would like to say to you but I don't know how

すみません、日本での生活や勉強が忙しく、すっかり当ブログを放置していましたが、今回は更新しなければならないことがありました 7月に受けたNY Barですが、予定していた11月頭より早く、先日(といってももう1週間以上前ですが)結果が通知されました。が…

パスポート子犬に噛まれた事件

この天使のように可愛い子犬ですが、もう本当に可愛すぎて食べたくなるんですが(実際よく口をくわえてる) まだ3ヶ月で何でも興味が出る年頃で、そこらへんにあるものを何でも噛む。今まで色々なものを噛まれてきた まぁモノを噛めるところに置いておくのが…

Radiohead-サマソニ2016-ライブレポ

会場まで 早速、留学とは何も関係ないサマソニについて書きたいと思う。どちらかというと一般向けに 実は僕はライブはよく行くのだがサマソニは初参加だった。この時期って毎年海外にいたり、試験前だったりしたからだ。あと金額もある 今回はせっかくいいタ…

Back in J.A.P.A.N.

THE BEATLES - Back in the U.S.S.R. - fan made Music Video - ROCK BAND / MODERN WARFARE えーまたまた更新が滞っておりましたが、ぺんぎん、先日無事に日本に帰国致しました なんか、アメリカにいるうちはそんなに忙しくもなかったのだけど、Y(前回の記…

NY Bar 16 - "So long, my friend and adversary"

The Strokes - Under Cover of Darkness [2011-06-04] (この歌詞シリーズなんなんだ) えーみなさんお久しぶりです。 「試験頑張ってくるぜ!!」と行ったきり一週間音沙汰が無かったので色々心配してくださった方もいるかと思います。 試験の解放感から飲…

NY Bar 15 - You Only Take Once

The Strokes - You Only Live Once (subs español) HD ご無沙汰してます。ぺんぎんです。 さて、あれから音沙汰なく、ツイッターも一時的に垢消しをしたため生きてるかどうか心配になった方もあるいはいるかもしれないが、なんとかかんとか生きております 早…

NY Bar 14 - MBE模試

昨日はMBEの模試だった。当日と同じように午前と午後で合計200問解いた 結果はそんな芳しくなくて、例年の平均点を少し下回るくらいというところ。僕は「MBE模試まではMBEに集中する」という作戦は取らずに、MBE, MEE, MPTを全体的にやってきた というのも、…

NY Bar 13 - Civil Procedure

Civil Procedureは、日本と異なるアメリカの性格(州によってほうが異なる)上、管轄の分野が3分の1を占める。その他判決の種類や陪審制など、他の科目を理解する上でも重要となる知識が多い それだけにローで履修すべきだったとも少し後悔したが、サマーのf…

NY Bar13 - Constitutional Law

憲法は今日本で一番ホットな法律だといえると思う。ご存知のように日本憲法はアメリカの手によって作られ、その後もアメリカの判例法の影響を大きく受けているので、アメリカ法を学ぶことはすなわち日本法を学ぶことである ところで、前に「アメリカ人は憲法…

NY Bar 12 - Conflict of Laws

法の抵触、つまり日本でいう国際私法に当たる分野。ただ、アメリカという国の特性上、外国法との抵触ではなく、国内の州同士のものがメイン 講義時間も2時間で、エッセイの出題率もCon Lawと並んで最も低いので、重要度は最も低い科目。出るとしても単独で出…

NY Bar11 - Evidence

Evidenceは日本の刑事訴訟法のうちの証拠法分野といった感じであるが、自白の議論はCriminal Procedureのほうに行っているので、範囲としてはより少ない しかし重みとしてはCriminal LawとCriminal Procedureを合わせた量に値するのだから、いかにアメリカで…

NY Bar 10 - Wills

Wills(遺言法)だが、寝過ごして授業に出そこね、後日ビデオで見るという失態を犯した Willsは正式な科目名としてはWills and Estateとなる。というのも、科目の半分くらいはIntestament(無遺言死亡)で、そもそもwills(遺言)が無いので、estate(財産)…

NY Bar 9 - 試験地はマンハッタン

NY Barの試験地は、NYC (Manhattan), Albany, Buffalo, Saratoga, White Plainsの5箇所がある 基本的にニューヨーク州居住の受験者にはマンハッタンが割り当てられ、それ以外の受験者は残りの4つから早い者勝ち、という感じと聞いていた で、結論からいうと…

NY Bar 8 - 途中経過

バーブリが始まって2週間が終わろうとしているが、早くも疲れが見えてきたというか、中だるみ感が出てきてしまった。最初は、 「バーブリすぐバーイグザムはsprintじゃなくてmarathonだからとかいって休むことを勧めてくるし大したことなさそうだな。むしろ…

NY Bar 7 - Real Property

Real Property(不動産法)はわけがわからないとよく言われる分野である。イギリスの法律を起源に持ち、ローの授業ではうん百年前の判例を読まされるとかなんとか ただ、アメリカは日本よりも個人の権利に対する執着というか尊重の念が強いので、そういう意…

NY Bar 6 - MPT Work shop

さて、バーブリでもMPTの対策が始まった MPTは知識が問われない純粋な読解・論述試験のため、明らかにアメリカ人に比べると不利であり、外国人、特に日本人は敬遠しがちである が、今年から配点が20%になったし、決して軽んじることはできない Workshopで学…

NY Bar 5 - Criminal Procedure

刑法と違って、日本の刑訴法はアメリカのCriminal Procedureの影響をかなり受けているので、オリジナルの議論を直接学べる楽しい科目である 例えば、毒樹の果実理論はアメリカのFruit of poisonous treeを輸入したものだし、毒樹の果実でも証拠とできる例外…

NY Bar 4 - Criminal Lawの授業終了

ということで、2科目目のCriminal Lawの授業終了 とはいっても、たった1日で、しかもなぜかコマ数も少なく、実質3時間足らずの授業だった。それで刑法という科目の一応全てをカバーするんだからおそろしい Tortsでも思ったが、アメリカの法律は、そもそも…

NY Bar 3 - Tortsの授業終了

1科目であるTortsの授業が終了 授業は非常に明快で、hypoも多く、ジョークも多く、とても面白かった。つくづく、アカデミックでのんびりとしている大学の講義よりも、こういう授業のほうがあってるなと思う 体験記とかを読んでると、「ザーッとさらうだけで…

NY Bar 2 - 対策の基本方針

さて、前回の記事で出題内容などをざっと確認したので、今回は対策の基本方針(態度)について ざっくり言うと バーブリの要求にきちんと応える その上で多めにやる 問題を多く解く 強弱をつける 日本語で理解してから英語のアウトラインや授業に臨む という…

NY Bar 1 - UBEの出題科目など

さて、卒業して少しのんびりし、先日から予備校のバー対策が始まった。 バーを受けない人のために簡単に説明しておくと、アメリカでは、ロースクールの勉強と司法試験(bar exam)に向けた勉強とは完全に切り離されており、五月半ばの卒業後から、バー対策に…

卒業しました。

気づいたら一ヶ月以上更新してませんでした。ぺんぎんです。 えー…、まぁこの一ヶ月は色々ありました。 ファイナルの勉強をし、5時間の試験を何とかやりきり ペーパーを何とか提出し ファイナルプロジェクトのスライドとペーパーを何とか完成させ 就活を少…

地震とネットリテラシーなどについて

熊本の地震にニュースに触れて、大変胸が痛い。現在も辛い思いをされている方にはかける言葉が見つからない。 311の時も旅行でロンドンにいて…何もできない自分を歯がゆく思ったものだった。ロンドン時間で朝5:46。たまたまそのときホステルで朝食を食べなが…

【歌詞和訳5】Arctic Monkeys - "Do I Wanna Know?"

歌詞和訳、やっぱり楽しいし表現も学べて一石二鳥なので、1日1個できたらなぁとか思ってる。他にやらなきゃならないことがたんまりあるわけだけど…。 今回は、アークティックモンキーズの最新アルバム(といっても3年前だが)"AM"の1局目を飾るこの曲。 yout…

【歌詞和訳4】 Muse -"Madness"

久々に歌詞和訳。 今回は、先日ライブに行ったミューズのMadness。 Muse - Madness - Live At Rome Olympic Stadium 苦悩しつつも答えを探そうとするラブソングである。邦題は「マッドネス~狂おしい愛」 前にカリフォルニアに留学した頃にリリースされて、そ…

Fight Night -Wharton v. Law- その3ー試合当日

pennguin.hateblo.jp pennguin.hateblo.jp というわけで、いよいよ試合当日。 起きてから 起きたはいいものの、緊張して食欲が湧かない。試合前には炭水化物を取っておかなければならないわけだが、全然食べる気が起きない。 とりあえずうどんを茹でたが、ま…

Fight Night -Wharton v. Law- その2ー準備

Fight Nightはチャリティ(Fund Raising)イベントなので、集客が大事。ということでプロモーション活動にも身が入る。 試合前も色々とやりました。 ①写真撮影 ファイティングポーズで写真を撮る。これが宣伝に使われる。 友達には軒並み「めっちゃ弱そう」…

Fight Night -Wharton v. Law- その1ー練習

pennguin.hateblo.jp 実は身バレが怖くてあまり書いてなかったのだけれど、ボクシング部に入部したあと、Fight Nightに参加することにした。昨日が試合だった。 Fight Nightとは、今年で12回目となるペンシルベニア大毎年恒例のボクシングイベントで、 ウォ…

早稲田ロースクール米国LLM交換留学選考〜選考過程・選考要素など〜

僕が利用した交換留学選考についてしばしば訊かれるので、情報公開して問題ない限りでまとめておこうと思います。 仮にうちの大学院の制度を利用してLLM留学しようという人がいれば、役に立てるのではと思います。 1 概要 フランス、ドイツ、韓国、カナダへ…

アメリカってちょっと可哀想な国だよなぁ、と時々思う件

日本はどうか 例えば日本にいる外国人の多くは、「日本が好き」だから来てると思う。 もちろん出稼ぎ労働者や在日米軍などの例外はあるけど、留学や仕事、とりわけ留学は、日本の文化や日本語が好きで、日本を選んで来ているはず。 だから、日本にいる外国人…

国連本部に行ってきた。

(初めて見た時の感想「うすっぺら!!」) 金曜、用事でニューヨークに行ってきた。それが昼に済んで暇になったのでどうしようかと思い、国連に行くことに。 むしろなぜ今まで行かなかったか謎だ。多分ビビってたんだと思う。ブリュッセルに行った時はEU本…

バンクーバーに行ってきた。

週末を利用して、3泊4日でバンクーバーに行ってきた。 カナダは去年のトロント訪問ぶり以来2回目。前回の訪問ですっかりカナダが好きになったぺんぎんは今回もルンルン気分で出かけた。 が、まずフィラデルフィア空港で一悶着。ゲートを通ったところで、何や…

前略プロフってあったの覚えてる?今冷静に考えるとすごくね???

前略プロフってあったの、覚えるだろうか。 今の若い子はおそらく知らないだろう。mixiすら知っているか疑問だ。 ******************** 僕(90年生まれ)の世代はちょうど青春時代をSNSの成長とともに過ごしてきたようなものだ。 高校の…

MUSEーDrones Tour@Philadelphia ライブレポ

日曜はoasisの次に好きなバンドであるMUSEのライブに行ってきた。 3年前のThe 2nd Lawのツアーの時以来2回目。 もう素晴らしかった。本当にミューズはライブで見せてくれるバンドだと思う。 前回のライブはたまアリだったということもあり、豆粒みたいな感じ…